ボムギュに相談をして2週間程経ったが、何も変わっていない。
いや、変わろうとしなかった
今の関係が崩れるのが怖くて動けなかったんだ
🐰「 はぁ… 」
静かなリビングで小さな溜息をつく
そろそろ思いを伝えたいんだけど….
最近ヒョンは僕のことを避けてる気がする。
勇気を出して呼び止めても
「 ごめん、テヒョナに呼ばれてて… 」とか
明らかに暇してるのに
「 大事な用事があるんだった 」
とか何かと理由を付けて僕から逃げるんだ。
どうして?僕が何かしちゃった?
🐰「 …今日こそは 」
こんなことでくよくよしてたら何も進まない。
今日こそはヒョンに気持ちを伝えるんだ
振られてもいい、拒絶されてもいい
気持ちを伝えるだけでもスッキリするはず。
🐰「 ふぅ…よし 」
ヒョンの部屋へと向かおうとソファから立ち上がった。
瞬間、扉が開いた
🦊「 ラーメン〜…ぁ、 」
🐰「 ヒョン… 」
タイミング良くヒョンがリビングに入ってきた
言えチェスビン、、今しかない。
🐰「 あの…っ 」
🦊「 っ…ぁ、用事が… 」
🐰「 無いですよね 」
出ていこうとするヒョンの腕を掴む
🐰「 ヒョン…僕のこと避けてますよね?どうしてですか? 」
🦊「 …何の、こと、、 」
🐰「 僕が気付かず嫌なことしちゃったなら謝りますから…教えてください、 」
🦊「 …っ 」
ヒョンがバッと僕の方を見る
やっとヒョンの思いが分かる、と思っていたら
先程と同じように、ガチャっと扉が開く。
🧸「 腹減った〜………..あ。 」
そこには寝起きのボムギュがやべって顔して立っている。
🦊「 、あっ…俺邪魔だよね、ごめんっ 」
そう言って僕から腕を離し
猫のように素早く部屋を出て行ってしまった。
🧸「 …あちゃー、、なんかごめん 」
🐰「 馬鹿ボムギュ…せっかくのチャンスだったのに… 」
🧸「 てかここで告らないでよ。いつ誰が来るか分かんないのに 」
🐰「 告白…は、まだ。僕のこと避けてたから理由聞いてた 」
🧸「 え、スビナ避けられてたの? 」
🐰「 …うん 」
ボムギュは少し黙ったあと、
何かに閃いたかのような顔をした
🐰「 なに? 」
🧸「 あー….そういうことかぁ 」
🐰「 ?? 」
ボムギュが今何を考えているのか全然分からない。
此奴は何に納得したんだ?
🧸「 まあ、頑張ってね! 」
🐰「 えっ…? 」
そう言って肩をポンポン、と叩く。
🧸「 スビナなら絶対成功するから安心して! 」
🧸「 じゃ、俺はもう協力しないから相談してこないでね!おやすみ! 」
ボムギュまでもリビングを出ていってしまい、
この部屋には僕だけとなってしまった。
🐰「 ……..????? 」
よく分からないけど、捨てられた気分。
コメント
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うおおい、早くくっついてくれ…🥹💕 ヒョンラ尊い、そしてボムギュないすっ笑 ゆうちゃんのお話いっつも続きが気になって夜しか眠れません…😴