⚠注意⚠
『ご本人様とは一切関係ありません』
腐要素、カップリング要素を含みます。
※R指 定無し
キャラ崩壊・話し方崩壊 注意
zm×emです。
(軍パロ)
地雷の方、読みたくない方、 苦手な方は
ブラウザバックをして下さい
zmemの小話読んでると面白いかも。
それでも良い方だけどうぞ
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〈zm視点〉
あれから数日が経ち…、
zm「ん〜、emさん記憶戻らんなぁ。」
em「そうですね…すみません…。」
zm「あーあー、そんな謝らんでええって。元々悪いのは俺なんやから。だからさ、もう俺に謝らんといて?な?」
em「はい… わかりました。」
zm「頼むで。」
一向にemの記憶が戻らない。記憶が戻りそうなことはある程度やってみたが、一つも思い出せずにいた。体は回復してきているので、リハビリも含めて室内を歩く程度ならできた。だが、記憶を取り戻す有力な頼りの綱は外の温室にある。まだ時間が掛かってしまうので、完全に戻るのはもう少し先になるだろう。
zm「そんじゃ今日もリハビリしよか。」
em「はい、よろしくお願いします。」
zm「ん。」
今日も今日とてemのリハビリを手伝う。こうなったのも俺のせいなのだが。
zm「ゆっくり歩きや。はい、1,2,1,2。」
em「1,2,1,2……わっ!」
zm「っと。」
emがよろけたが、すぐに支える。
em「す、すみません。大分歩けるようになったと思ったんですが…。」
zm「ええってええって。もう少しゆっくりしよか。」
em「ありがとうございます。」
今度は速度を緩めて歩き始める。最初の頃よりは歩ける距離が増えたので今度散歩にでも連れて行こうと思った。
また数日後…
tn「んー…まあ、こんなもんやろ。もう外出てもええで。」
em「ほんとですか?!」
tn「あぁ、せやけど…ちゃんと誰かと一緒じゃないとアカンで。」
zm「そんなら俺が居るからええな!」
tn「ま、zmも反省して今んとこ報告は無いからな。」
zm「ふーん!勿論だぜ!」
tn「……。」
順調にリハビリを続けれたお陰で、ついに外出許可が降りた。俺は早速emを誘う。
zm「emさん!温室行こ!」
em「温室…ですか?」
zm「そ!emさんが好きな場所!」
em「私は図書室が好きなんですが…。」
zm「ええから行こや!」
無理矢理emを連れて行く。途中で歩けなくなっても俺が運べばいいので問題ない。
温室につき、扉を開けて、エスコートをする。
em「うわぁ…!すごいですね!」
zm「せやろぉ?emさんが居ない間は俺が代わりに世話してたんやで!」
em「そう…なんですか?」
zm「おん、大変だったけど案外楽しかったわ!」
em「……。」
zm「どしたん?」
急に黙りこくり、何かを考え込むem。
em「…私、ここ…来たことある。」
zm「えっ?」
em「zmさん、私、ここ知ってます!この色とりどりの植物、綺麗な蝶達。…思い出した。ここは…zmさんが私の為に用意してくれた温室!………うっ!」
zm「emさん!!」
急にemが頭を抱え込んで倒れてしまった。間一髪の所で支えたが、意識が飛んでいる。俺は急いでemを抱えて医務室に向かった。
zm「おい!tn居るか?!」
??「今いないよ〜。」
zm「なっ、まじか…。とりあえずベッド借りるな!os!」
os「ほ〜い。」
そっとemをベッドに寝かせ、傍の椅子に座る。本当はtnに診てもらいたかったが、この際仕方ないのでosを呼ぶ。
zm「ちょっと急患、診てくれや。」
os「どしたん?って、emさんやん!一体何があったんや。」
zm「温室連れってって色々思い出したらこうなった。」
os「あ〜…それは…そうもなるやんなぁ。とりあえず暫くは寝かせとけばええよ。」
zm「軽く診察だけしてくれや。」
os「仕方ないめぅねぇ。じゃあちょっと診るで〜。……ん〜、特に異常はないから大丈夫やで。じゃ、俺ちょっと用事あるからまたな〜。」
zm「ん、ありがとな。」
手を振りながらosが医務室から出ていった。俺はまた椅子に座り、emg目を覚ますのを待った。
em「……ん…。」
zm「emさん!目ぇ覚めた?」
em「…zmさん。また一緒に蝶と植物お世話しましょうね。 」
zm「もしかして、emさん記憶戻った!?」
em「…多分。戻ったんだと思います。」
zm「じゃあ、あそこで俺と話した内容は?」
em「zmさんが一緒にお世話をしてくれると言ってくれたことでしょうか。」
zm「じゃあ、最初にemさんに寄ってきた蝶の色は?」
em「…緑色。」
zm「emさん思い出してるやん!」
俺の予想通り、emを温室に連れていったら記憶を取り戻した。tnに事情を説明しに行って診てもらう。頭を痛めて倒れたの で、とりあえず今日中は安静にしておけばいいとの事。
その日はゆっくりと過ごしたのだった。