テラーノベル
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短髪と長髪を組み合わせたような派手な髪型に The反社 みたいな傷付きの顔。
身長はそこまで大きくないのに何故だか
すごく威圧的だ。
「おーい」
ちゃ っ? みたいな自分でも意味が分からない
声が出た。
たぶん30秒程ぼーっとしていた。
「なんだ ちゃっ て 笑」
といって男性は笑顔を浮かべて私に財布を渡してくれた。
これたぶんギャップってやつだな。と内心で思いながら ありがとうございます と丁寧にお辞儀をして
私は去った。
咄嗟に思い出したが 私は自販機を探している途中だ。
社員さんなら自販機の場所くらい分かるだろう。
と、思い 自分なりに勇気を出して聞いてみた。
「あ あの … ! すみません …」
「あ?なんだ 」
「飲み物買いたいんですけど… どっかに自販機ありませんか …? 」
一瞬 時が止まった。
「え 、なにそんだけ?」
「えっ、はい… 」
「あー … 左曲がって直ぐのとこあんぞ」
「え そうなんですか」
さっき通ったぞ …? ? なにやってんだ私 …
「ありがとうございます すみません ……」
「お ー 笑」
なんかまた偏見出ちゃったな
なんて思いながら自販機で炭酸水を買った。
直ぐに宮内さんのとこへ戻り、
仕事へ戻った。宮内さんがべた褒めしてくれるので、
なんだかすごくやり甲斐を感じている。(今のところ)
たまに知らない と いうか同部所の人が声を掛けてくれる。
名前珍しいね とか 何歳? とか
みんな いい人そうでなによりだ。
突然 電話が一斉に掛かってきた。
電話のことはまだ何も教わっていなかったので
出なくていいよ、と宮内さんに言われ
引き続きPCで作業を続けた。
部所の先輩たちはほぼ全員電話の対応に追われていた。
たいぶせかせかしているが なにかあったんだろうか。
聞き耳を立ててみると、なんだか厳つい声が聞こえる。
そりゃ 依頼となればヤクザとかが多いのかなと思い、まずは会社慣れするこが大事だなと思った。
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