テラーノベル
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出会った日から3ヵ月…
音は花畑に突然来なくなった。
「一昨日までは来てたのに…どうしたんだ…?」
最初は面倒くさかったけど、音と会うのを楽しみにしている自分に気づいた。
「大丈夫かな…。」
そんなことを考えていると、奥の方から
フサッ
と音がした。
きっと、音だ。
そう思い、振り返る。
そうすると、ボロボロになった音が俺の目にうつった。
「え、おまっ…、どう、した…?」
「…。」
音は無言のまま、涙を流して言った。
「…人間に、襲われた。」
「…は?大丈夫なのかよ、」
「…国ごと、全部。襲われちゃった。」
「騎士団の人達は?」
「…一昨日からずっと戦ってくれてる。」
状況が呑み込めなかった。
ただ俺の中にある感情は、人間が憎いという気持ちだけ。
…(音視点)
「ごめん、MENさんのとここれなくて。
お母さんとッ…お父さん…、
死んじゃって…。
友達も…皆んな…息、してなくて…。」
「音は、大丈夫だったのか?」
「…僕は、買い物…行ってたから。丁度被害を受けなかった。
変なところで、運がいい。」
「…家族とか、友達とかは悲しいことだが…。
音。お前が死ななかったこと、俺は嬉しい。」
「…。」
…(一昨日)
「えっと…カレーだから…人参、じゃがいも、玉ねぎ…あ!あとカレールーは必要!
…よし。これぐらいでいいかな?」
ドガァァン
「…え?何の音?」
店の外まで来て気づいた。
周りがなぜか、殺風景なことに。
「…!?」
サイレン〘ただいま、人間からの襲撃を受けました。直ちに地下シェルターに避難してください。
命を最ジッ優先に避難ジジッしッテク…〙
「人間…?」
現実だということを認識できなくて、一瞬棒立ちしてた。
「あ…、お母さんとお父さん…ッ!家にいるから、見に行かないと!」
「そこの貴方!ここに留まっておいて!危ないよ!」
あの人…MENさんが言ってた、おらふっていう騎士団の…?
でも、関係ない。とにかく安全を確認しなきゃッ…!
タッタッタッ
「あっちょっと!」
「おらふくん、自由にしてあげな。」
「ドズル団長!なんでですか…?」
「…内緒、それはおらふくんが自分で理由を見つけなきゃ。」
「はぁ…?」
「ほら〜…2人共喋ってないで戦って!」
「了解!」
…
ハァッハァ…
いつも近いのに。
今日だけはやけに家が遠く感じる。
「お願い…ッ生きてて…。」
やっとの思いでついた家は
家と呼べるような姿をしていなかった。
「…ッ!お母さん!お父さん!」
また、お母さんにおかえりって言ってほしいよ。
お父さんにおかえりって言いたいよ。
「やだ…。」
1滴、また1滴と涙が地面に落ちる。
泣いてももう、喋れないのに。
「…お……と…」
「…?おかあ、さん…?」
「ごめん、ねぇ…。こんな形、お別れ…で…。」
「お母さんは悪くないよ!ただ人間がッ…」
「…貴方に、言いたい事があるの…」
「なぁにッ…?」
「強くなって…。
貴方は…いい子だけど、か弱い子なの…。
貴方…が、強くなって…MEN…チャンを…、色んな人の絆、…に…きず…」
「やだぁ…お母さん!やめて!いかないで…ッ。」
お願いだよ…
一生のお願い
助けて
助けてよ
なんで?
お母さん
お父さん
嫌だ
イヤだ
いやだ
やだよ…。
「いなくならないで…。」
…
僕は、強くならないといけない。
だって、お母さんとの約束だもん。
「…。」
「大丈夫…か…?」
…大丈夫だよ。
大丈夫。
だって_
「俺は強いから。」
…(MEN視点)
心臓がドクンとうった。
音が、なにか…違う人になるきがした。
「音?」
「どうしたの?MEN。」
やっぱり、なにか違うようなきがする。
コメント
1件
うわっ…第3話、一気に重くなったね。音がボロボロになって帰ってくるシーン、胸が締め付けられたよ。それまでほんわかしてた関係が、急に「人間に襲われた」って現実を突きつけられて…。特に音の回想パートで母親が最期に「強くなって」って言うところ、読んでて涙出そうになった。MENさんの「お前が死ななかったこと、俺は嬉しい」って言葉がすごく沁みた。音が「俺は強いから」って言い切るラスト、何かを決意したのが伝わってきて続きが気になる…!
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莉音
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128
#うりえと
すのの
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