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陸×海(間接的に) カプ要素なしです。
日帝(陸)視点です。
この小説は未完成ですが、未完成のままで良いと判断した作品です。続きは貴方様のご想像にお任せ致します。
又、この作品に政治的意図等は一切ありません
予めご了承下さい。
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変えられ難いものを失ってしまった。今となってはもう何も残されず、
ただただこの焼け爛れた地に伏すしかない。
後悔は積もるばかりだ。
私の判断が間違っていたのかも知れない。
酷い事ばかりしてしまった。
私の愚かさが私の大切な人も物も何もかもを殺したのだ。
《あまり思い詰めるなよ》
アイツの声が脳の髄から響く。
優しい声色だ。何かと突っかかってばかりだったが、確かに私を大切にしてくれていた。
《お前は少し背負い過ぎだ》
もう聞こえない筈の声がフラッシュバックしてくる。
《ずっと…ずっと》
【…そんな幻想をみているつもりなのか】
…!?!?
【くだらない。お前の所為で俺達は死んだ】
【お前が俺達の何もかもを奪ったんだ】
…違う。アイツはそんな事言ってない。
【お前の愚かさで皆失った】
違う…違う違う違う違う違う
【絶対に許さない。お前だけ生きているなんて、全てお前が悪いのに】
違う…やめてくれ
ちが………
【もうお前なんて家族じゃない】
背筋から伝う汗が妙にヒヤリと感じる。
全身から湧き立つ思いで体が張り裂けそうになる。
全て…正しいんだ。
なにも違わない。何もかも。
ふと周りを見ると視界の端にきらりとした物がチラついた。
普段なら素通りしてしまうようなものだが、吸い寄せられるようにそれに寄っていく。
太陽光を浴びているくせ 黒く冷たいそれは …
拳銃だった。
……嗚呼、なんてタイミングだろうか。
今だに聞こえてくる私を責める声が容赦なく心を打ちつける。
【お前の所為だ】
耳を塞いでも尚頭に入ってくる声を塞ぐ為にも
もう聞こえなくなってしまった筈のその声に懺悔をする為にも
私は…その引き金を________
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11点のチョコ🍫