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ピピピピピピピピピピピピ

「?」

「朝か」

朝日が眩しい時間に僕は重い体を起こした。

近くには写真が飾られている。それはもう2度と会えない大切な奴らとの最初で最後の写真だ

僕はあの時間が生きがいだった。

勿論、あいつら自身も、、、、、

けれど全員僕を置いて行った

僕は大切な人を作ってはいけない。

エレーナ先生も厚子先生も明美ちゃんも志保さんも松田もヒロも伊達班長もハギも全員が僕を一人にした

けれど、“安室透“の時だけは作っていい気がした。

彼は僕自身では無い

みんなの性格や個性をもらってきたから。

だから、本当は死んでいても。僕の中では全員が生きている

安室透は、僕じゃない

ぼくじゃない誰かだ。

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