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#創作
ゆずき
193
#主も意味不明
バガラジー
143
耀聖(ようせい)
434
873
🎼side
部屋の外へ出ると、リリーが死体を漁っていた。
🎼「…リリー?なにしてんの?」
🐈⬛「遊んでる」
🎼「…楽しいのか?それ」
🐈⬛「遊んでるって言っても、ちゃんと調べてるよ?」
🎼「…凶器が何かとか、死因が何かとか調べてんのか?」
リリーは俺の言葉を無視して、死体を隅から隅まで調べているようだった。
🐈⬛「やっぱりこれだけ傷がすごいことになってるね…」
🎼「…どんな感じ?」
🐈⬛「触る?」
🎼「いやだ(即答)」
🐈⬛「…強いて言えば…中身が全部なくなってる…でいいのかな?」
🎼「分からん、もっと分かりやすく」
🐈⬛「肉と皮以外全部ない」
🎼「わっかりやすい説明どうも、これ以上聞くのはやめるよ」
そうしてリリーが全部の死体を調べ尽くして、1階の探索を始めた。
🎼「…俺もなにか始めるか」
俺はそう呟き、リリーと逆方向にある、食事処へ向かった。
食事処に入ると、そこにはテーブルの上に、なにか名状しがたいものが皿の上に乗っていた。
🎼「…もしかしなくてもこれ、内臓か…?」
俺は寒気を感じ、さっさとここの探索を終わらせようと急いでいた。
🐈⬛side
私が部屋に入り、周りを見ると、そこには人の写真などが大量に貼り付けられていた。
🐈⬛「…気持ち悪いね」
私がそう呟き、祭壇を調べていると、後ろに隙間があった。
私は祭壇を少し、前に持っていき、裏を見てみた。
そこにあったのは、本だった。
🐈⬛「…読んでみよう」
私は本の内容を覗いてみた。
『12月25日
今日は私の誕生日。
私にとって誕生日なんて嬉しくもない。何故ならば、誕生日には必ず、病院へ行くことが決まっていたから。しかも、噂のヤブ医者がいる場所だったから。』
🐈⬛「…あの子、ではないよね」
🐈⬛「…次は?」
『6月18日
弟のナナが死んだ。あのヤブ医者のせいだ。
あのヤブ医者さえいなければ、ナナは今頃楽しい時間を過ごせていただろう。幸い、あのヤブ医者は今日で辞めるらしい。私はあまりにも嬉しくて、ナナと逢いに行った。』
🐈⬛「…酷い言われようで泣きそう」
よく見ると、12月と6月の書き方が違っていた。12月に書かれた物はは子供っぽく、6月に書かれた物は、成人女性らしき字だった。
🐈⬛「というか最終的に死んでない?勿体ない…」
私は本を持ち歩くことにし、部屋をあとにした。
コメント
2件

う~ん。面白い! 謎がますます深まる…。死体の様相。取り去られた内臓や骨格…台所の皿の上には内臓?…この屋敷の持ち主はカニバリズム…しかも内臓だけに執着する変質的な嗜好の持ち主か??? そして🐈sideでリリーが発見したナゾの本…その中の「ヤブ医者」とはかつて医者だったころのリリーを指すのでしょうか?ならば…この本は何者かの意図によってリリーが見つけるように仕向けられたもの…??? ぞくぞくしてきました・・・。リリーの過去が徐々に見えてきそう…。 次回…いよいよ…リリーを「ヤブ医者」と恨みをもつ誰かが、リリーに対して何か怖ろしいことをする予感がする…早く知りたい!!
タイトル通りの不気味さがじわじわくる話だったね…。リリーが死体を「遊んでる」って言いながら淡々と調べてるところ、怖いのに癖になる。食事処に内臓が乗ってる場面も、映像が浮かびそうでぞわっとした。日記の12月と6月で筆跡が違う演出、あれはちゃんと伏線になってそう。リリーが「酷い言われようで泣きそう」って言うのも彼女の人間っぽさが出てて好き。続きすごく気になるよ😶🌫️