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どこに行くつもり…
佐原家の前に立ち、
灯りが灯って、
バイクの音が響いた
あれ?杏子さん…
顔を上げたら
「真ちゃん…」
真之介さんがバイクから降りた
背が伸びた。
今親父に~笑っ
良いよ
「俺の所に来るか?」
「おばあちゃんの所?」
最近ばあちゃん妹が手がかかるっていうから出たよ。
「独り立ちしたの?」
「親父、ばあちゃんと相談した。
妹が寂しくなるって泣いてたけどな」
荷物と杏子を前に乗せて、大きな橋を通り抜けた。
いつ免許とったの?半年前にだよ
大きな道路を渡りぬけた。
ここは?
江別野幌の大麻
来年大学試験あるから受けようと思った。
「携帯電話鳴ってるぞ」
「私?」
「俺もだ!」
「「はい?」」
『雑音がするね』
「「そう?」」
『真之介さん会いたいけど行っても良い?』
『瀧澤ですが杏子さんに会いたいなお金の事もあるから』
「「駄目!!」」
ヤバい…
橘真優だろ…
『言ってくれたよねたまに顔出したら勉強教えてくれるって!』
「言ってねぇ!西木の手前だよ…」
『誤魔化さないでよねぇ真ちゃん私あなたの事好きだからね!』
切られた
中に入ったら、杏子さんが誰かと話してた。
「兄さんなの…今私江別の大麻っていう所に居るから」
兄いるのか…
真之介さん…
今日泊まったら良いよ…
近くのコンビニで弁当を買ってきた真之介さんが
温かいね。
温めてきたから!
「頂きます!」
「行儀良いんだ…
珍しいって言われた手を併せたのがばあちゃんなら仏壇に併せてるけど…」
食べたら風呂沸いてるから入れるって言われた。
男女
私達は他人だけど佐原のおじ様に世話になってきた…
佐原さんといい倉田社長といい良くして貰った。
親父、杏子さんが今来てるアパートを出てきたっていうから倉田さんの所で何か合ったのか…
『こっちから連絡してみるからお前よけいな事聞くなよ』
真之介さんありがとう笑っ
振り向き、
切るよ!
「何か着れよ!」
俺風呂入る!…
ノースリーブのTシャツに短パンをはいてた私…
ガラリ越しに映った。
骨が見えてた…
残したお弁当が綺麗に失くなってた。
「真之介さんが食べたの?…」
ごめんね…
慌てて服を着て。部屋を出た
杏子ちゃん?…
あれ居ない!…
髪の毛を拭きながら、タンクトップにジーンズを履いて出掛けた。
杏子~!
「行くなよ!…」
タクシーが出た後だった。
「どちらまで?」
札幌に戻ってくれますか?…
髪が濡れてた女の子…
「こちら大麻タクシー札幌まで行ってきます!」
『笹部稼いでるな笑っ』
瀧澤さんに連絡してみた
『はい…瀧澤ですが』
「杏子ですが」
『どこにいる?』
「今タクシーで札幌に向かってます…すみません」
『東区の飛行場の近くにガソリンスタンドがあるからそこら辺に停まって貰いなよ!』
『すみませんありがとうございます』
『飛行場の近くにガソリンスタンド会ったら停まってくれますか?』
「了解ですよ」
値段表示が出た。
三枚のお札を出した
着きましたよ。
「運転手にお金を出した25000円
…」
「杏子さん?…」
背が高いあの時の人と別人?…
「瀧澤陸さんですか?」
「兄の幸哉ですが」
あの…
「綺麗になってきたね知らないか?
飛行場の運転手してた僕だが…」
「陸さんは」
「会わせたい君の兄中邑正哉に…」
「ごめんよ杏子さん…」
「陸さん?」
「兄の言う事聞かないと…」
兄がどんな人なのか…記憶がない…
「だろうな」
「いろんな事が会っただろ…聞かないよ正哉にたくさん話したら良いよ」
車の中で横に陸さんが手を握ってた。
陸さんからアルコールの香りがしてた。
野性的な顔をしてた瀧澤幸哉さん
兄の顔はどんな人なのか…
ゝゝゝゝゝ>>>
「車が横転した!」
なんだ!?
陸杏子さん大丈夫なのか!…
「大丈夫だよ兄さん何が合った!」
鼻血を出してた陸さん、
ひき逃げだ!
警察呼べ!!
何が合った?…
瀧澤幸哉が車から出たが倒れた!
「兄貴~!」
目撃者が相手の車が黒でクラウンだったらしく
ナンバーを見なかった!
杏子さん…
おでこから血が流れてた