TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ちょっと理解ができない話になってしまいました。

でも皆様天才なので、きっと伝わると思って投稿しました。

伝わることを願ってます。



ご本人様には一切関係ございません。


***

私たちclptは、ゲームだけではなく 、現実でもみんなでシェアハウスしている 。

前まで12人だったけど、ついこないだrnが抜けてしまって、『夢を真剣に追いかけたいから』って、自分から出ていってしまった。

なので、現在のシェアハウスの人数は、11人。

ご飯を食べるときは、必ず11人集まって食べている。

そして今の時間帯は、20:00。

晩御飯をみんなで食べているんだけど……。

「…あ、そういえばさ〜」

yanくんが思い出したかのように口を開ける。

「俺、彼女できたんだよね」

「……」

…は…え…?

「みんなには言っとこうと思ってさ」

しばらくの沈黙。そしてすぐに。

「……えぇ!?え、は!?どゆこと!?」

「え!?あのyanくんに…!?」

みんなからの驚きの声であふれる。

「……」

『俺、彼女できたんだよね』

頭の中で、何回もリピートされる。

…なんで…?なんでそんなこと言うの。

そんなこと言って、私がどんな思いになるかも知らずに、そんな簡単に言うなんて…。

「……っ…」

そう、実は私は、ひっそりとyanくんに想いを寄せていた。

あの無邪気な笑顔。いたずら好きなところ。みんなの前ではふざけてるくせに、本当は誰よりも優しくて。落ち込んでるときに誰よりも早く気づいてくれる。

そんなところに惹かれたのに。

こんなに、大好きだったのに。

「…っ…」

貴方が惹かれたのは、私じゃなかったんだね。

「え、いつ付き合ったの!?」

「いや…まじ最近」

「どっちから告ったの?」

「お、俺から…」

「いつから好きだった!?」

「…うーん…半年前ぐらい…?」

「っ…」

いや。やめて。

そんな…聞きたくないっ…。

彼女の話をすると、照れてるけど、今までに見たことのない優しい顔をするyanくん。

彼女のこと思い出してるのかな。彼女と会いたいって思ってるのかな。今まで…その彼女のことしか、考えてなくて…私のこと眼中になかったのかな。

「っ…!」

私の気持ち、空回ってたんだ。

(……ばっかみたい…なんであんなに本気で好きになったんだろ)

きっと…本当はこうなる運命、見えてたはずなのに。

「……」

「…etさん?」

隣のnaさんに話しかけられる。

「…えっ…な、なに…?」

「…いや、なんかぼーっとしてましたよ?」

「…あー…最近寝不足だからかな〜…(笑)」

「え、そうなんですか…!?今日は早めに寝てくださいね」

「…はーい」

駄目だな。人に気づかれるぐらい顔に出してたら。

この気持ちは、私の心の奥にしまっておくしかないのに。




***

「っはー…」

晩御飯を食べ終わり、部屋の扉を閉じて、ベッドに寝っ転がる。

「……はぁ」

これからyanくんと会うたび、こんな惨めな思いをしないといけないのか。

「……馬鹿だなー…」

最初から諦めていればよかったな…。

コンコンコン…

「…etさん?いる?」

「っ……え…」

まさか、この声の主は。

と、思い、急いでベッドに座り直してから声を出す。

「…う、うん…入っていいよ…」

「…お邪魔しまーす」

(っ…やっぱり…)

さっきから、ずーっと私の頭の中から離れない人、yanくんだった。

yanくんは私の隣に座り、私の方へ顔を向ける。

「っ…」

駄目。今目を合わせたら。この気持ちが口から出てしまいそうで。

私は顔をyanくんの方へ向けずに、目線をそらしたまま話す。

「ど、どうしたの…いきなり…」

「…いや…etさん、ご飯食べてるときさ、なんか様子おかしかったから」

「っ…」

気づいてたんだ。

やっぱり…yanくんはいつもそう、なんですぐ気づいちゃうの。

その優しさに触れるたび、どんどんyanくんのことが好きになっていって、諦めることができなくなる。

「…なんか…あった…?」

「……ううん、全然…ただ寝不足なだけで…」

お願いだから、私に優しくしないで。

「…嘘、ついてるよね?」

「……えっ、?」

「…だってetさん…俺と全く目合わせてくんないもん」

「っ…」

それは…そういう意味じゃなくて。

…yanくんのためなんだよ。

「…いつもの正直なetさんなら、俺の目をしっかりと合わせて話してくれるのに」

なんで…そんなこと言うの。

なんで…いつもの私のこと覚えているの。思い出してくれるの。

「…ね…俺にだったら、何でも話してくれていいから。誰にも言わないから」

「…っ」

yanくんに一番聞かれてほしくないのに…。

「…っ… 」

震える手。震える目線。早くこの時間が終わってほしい。

それでも、まだここにいてほしい。今みたいに、私のことを考えてほしい。

この二つの気持ちが混ざり合って、何を言っていいのかわからなくなり混乱する。

「…ん…ね?言ってみて」

優しい声。温かい声。大好きな声。

「っ…ぇ…と…」

震える目でyanくんの目を捉える。

「っ…」

だめ。やっぱ合わせらんない。

…でも、もう…そらしたくない。yanくんの目に引き寄せられるようで、離れない。

「…ぁ…のね、えっと……悩み事があって…」

嘘のつもりで言ったこと。…だけど嘘じゃない、本当のこと。yanくんのことで悩んでる。

「…悩み事…?」

「……うん……でも、本当に小さなことで…」

お願いだから、もう帰ってほしい。だけど あとちょっとだけ、ここにいてほしい。

私の目と合わせないで。 だけど、私の目を見つめてほしい。

気持ちがごちゃごちゃになって。本当の気持ちがわからなくなる。

「…」

「……俺に、相談していいよ」

「…えっ…?」

「…どんなことで悩んでるの?悩んでるってことは、etさんにとって、絶対小さなことじゃないから」

「…っ…」

だめ。優しくしないで。優しくされたら…私もうっ…。

「…えっと…… 友人関係のことで悩んでて」

とっさに思いついた嘘を話す。

「…そっか……喧嘩とか…?」

「…まぁー…そうかも…」

yanくんが不安そうな目で私を見ている。

「…っ」

これ以上は目を合わすことが辛くて、思わず目を逸らして、顔がうつむく。

「…いや…本当にしょうもないことだけどね…(笑) 」

「……etさん」

「……ありがとう、話を聞いてもらえてちょっと気持ちがスッキリしたよ」

これ以上深掘りされないように、話を終わらす。

「……そっか」

ここで会話が途切れてしまう。

どうしよう。もう帰っちゃうのかな。

これから…また二人で話すことなんて、ないかもしれないのに。

「…っ」

それは嫌で。

こんな惨めな気持ちになるのに、また二人だけで話したくて。

「……じゃあ…」

「っあ、あのさ…!」

yanくんが立ち上がろうとしたとき、とっさに声を出す。

「…ん?」

「…ぁ…えっと……y、yanくんも…私に何でも相談してきてくれていいから…」

「……相談…」

「…相談以外でも何でも聞くし…!ほら…例えば彼女との惚気話とか…」

ズキッ

心に深い傷が入る。

なんでこんなこと言っちゃったんだろ。

本当は、何よりもその話を聞きたくないのに。

「えっ、えぇ…!?」

yanくんが顔を赤くして困ったような、それでも嬉しそうな顔をする。

そんな表情…初めて見た。

でも、この表情をさせてるのは、私じゃなくて、彼女なんだなって。

彼女には、私も見たことがない表情とか、たくさん知ってるのかな。

「……」

嫌だ。やっぱり聞きたくないっ…。

でも、今さら断るなんてできないし。

「……ありがと…まじで話しに行っていいの?」

「っ…」

yanくんと話したい。

それでも、彼女の話は嫌。

「…いいよ、何でも話しにおいで」

無理やり口角を上げて、優しい微笑みを作る。

「っ…ありがとう…etさん」

もし、私が彼女だったら、このあとに続く言葉は、『大好きだよ』だったのかな。

「っ…全然……大丈夫だよ…」






それから、私はよく、yanくんに呼び出されるようになった。

「…etさん、今いい?」

「…うん、いいよ」

話しかけられた時は、もちろん嬉しいし、頼りにされてるなって、仲も深まった気がする。それでも、相談が始まると…

「……ぇと…そろそろ…さ、彼女と手繋ぎたいなって…」

「…っ…」

どす黒い感情で心が埋め尽くされる。

yanくんの相談の内容は、ほとんど彼女に関わるもの。

「……そっか、いいんじゃない…?」

「…それで…どうやったら自然に繋げられるかな…女子って…どんな感じで繋いだら嬉しいの?」

「……帰ってる途中とかで、さりげなくが嬉しいかな…難しかったら、手繋いでもいい?って、聞いてみるのもあり」

真剣な質問に、適当に答えて。

それでも、yanくんは完全に私のことを信用してくれて。

「…あー…なるほどね…。ありがと、頑張ってみるわ」

「……」

別に、頑張らなくても…。

「…うん、頑張ってね…!」




本当は、成功してほしくないなって、心のどこかで思っていて…。

そんな自分が、本当に最低で。大嫌いで。

だけど。

「…ね、この前etさんに言われた通りにやってみたら本当に繋げれた!ガチでありがとう!」

「っ…」

このどす黒い感情は消えない。

「…そっか、やっぱ私流石だな〜…(笑)」

「まじで天才!次も頼みます!」

あぁ…私、頼りにされてるんだ。

…だけど…完全に、恋愛対象外だな。

こんなに好きなのに。彼女よりも私のほうがyanくんのこと大好きなのに。yanくんは、彼女のことしか興味がなくて。

何度も諦めようと思っていても、日に日に想いが強くなっていって。


辛い。苦しい。

それなのに、大好き。





そんなある日、リビングにいると、またyanくんに呼び出されて。

「……ちょっと……いい…?」

「……うん…?」

いつも通り呼び出される。だけど、なんだか今日は、yanくんの様子がおかしい。



yanくんの部屋に入って、yanくんの隣に腰を掛けると、yanくんがゆっくりと口を開く。

「……あのさ…俺……彼女と別れた」

「……えっ…?」

yanくんの表情は、リビングのときとは比べ物にならないくらい暗い表情で。まるでこの世の終わりみたいな、絶望したような表情をしていて。

「…っ…ごめん…こんなこと言われて困るのはわかってるんだけどさ…っ」

yanくんの声が震えている。 いつも合わせてくれる目も合わせてくれない。鼻をすすっていて、ひどく落ち込んでいて。

「……」

こんなに好きな人が悲しんでいるのに、私は…心の奥底で安心していた。よかった…もうあんな思いはしなくて済む。もしかしたら、ほんの少し嬉しかったのかもしれない。

「…っ…」

こんなにも自分が最低だったことを知って、急いでこの気持ちを取り消そうとするけど、『よかった…』と、安心するような『…私も、付き合える可能性あるかも』みたいな気持ちが、じわじわと広がっていく。

「…なんか…っ…『ハグもしてくんないし、私のこと好きだと思えなかった』ことが原因らしくてっ…俺…俺っ… 」

「…っ…!」

yanくんの目に涙が溜まっている。

「……っ…大丈夫だから…」

yanくんの背中に自分の手を当てようとしたが、思わず止まってしまう。

私…yanくんの背中に触れていいのかな。

それでも、yanくんの辛そうな姿はほっとけなくて、そっと背中に手を当てる。

緊張したけど、優しく撫でて、撫でて…。

「…大丈夫、私はわかってるから…yanくん、彼女のことが大事すぎて、手出せなかったんだよね」

yanくんのことを慰めるたびに、心にトゲが刺さっていく。

「っ…大丈夫。次はもっといい彼女ができるよ」

「っ…」

「…次の彼女には、絶対yanくんの大事にしたいっていう気持ち伝わるから。だって…私にも伝わったんだもん…、!」

「e、etさっ…」

「私…何度もyanくんに助けられた。前相談したときも……yanくんのおかげで気持ちがスッキリしたの。その恩返しとして…今は私に何でも話して。言ったでしょ?何でも聞くって」

「っ…俺…俺っ…」

「…泣いていいよ。辛かったね。よく頑張ったよ」

yanくんの彼女が大好きな気持ち、本当によく伝わって。そのたびに、苦しくて苦しくて…。彼女が羨ましかった。

「っ…ぁあっ…etさっ…ごめっ…俺っ…あんなに相談に乗ってもらったのに…っ。結局別れることになっちゃってっ…」

yanくんの目から涙があふれる。

「…yanくんのせいじゃないよ」

悪いのは私。好きな人のために頑張ることもできなかった。こんなにyanくんが悲しんじゃうなら、もっとたくさんアドバイスするべきだった。もっと…yanくんの真剣な質問に、本気で答えるべきだったね。

(…こんなに最低だから…yanくんと付き合えないんだよ)

こんな最低な私と、こんなに人のことを本気で愛すことができるyanくん、付き合えるわけないじゃんね…。

「…yanくん、めちゃくちゃ頑張ってたじゃん。すぐ次の恋見つかるって」

「っ…etさんっ…本当にっありがとぅっ…」

「…私…なんにもしてないよ……」

ただ、適当な理由つけて、yanくんと一緒にいようとしただけで。

「…俺っ…etさんにめちゃくちゃ助けられたっ…もし、また誰かと付き合えたら、一番最初にetさんに報告するっ…だから、その時はまたっ…相談してもいい…っ?」

「……」

あぁ…yanくんから見て、私って本当にただの相談相手なんだ。

……そっか、当たり前か。

yanくんの相談相手という立場にいるだけでも、ありがたいって思わなくちゃ。

「……もちろんっ…なんでも相談してっ…」

でも…本当は私…yanくんの彼女になりたかったな。

yanくんの彼女が私だったら、絶対yanくんのこと悲しませないのに。

「…今度は、絶対にこんな思いさせないから」

いつか、彼の隣に堂々と座れたら、触れられたら。


……でも、その時は…きっと来ないだろう。

「っ…etさんっ…ありがとうっ……俺、頑張るよ…っ 」

「……うん…、!yanくんなら、絶対なんでもできるよ」

私の気持ちに気づくことなんか、きっとないだろうな。

「……一緒に…新しい恋、見つけよっか」

今度は私、本気で相談に乗るから。

だから…付き合えなくてもいいから…どうか……。

「私のこと、一番頼りにしててね」

大好きだよ、yanくん。

この想いが、どうか…伝わりませんように。







loading

この作品はいかがでしたか?

618

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚