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めっか
205
供給不足で泣ける。推しカプに限って供給少ないのはなんという名前の現象なんでしょうね。
消灯した部屋の中、窓から差し込む微かな街灯の明かりだけが、2人の輪郭をぼんやりと浮かび上がらせていた。
ベッドの端に腰掛けた日本の肩に、そっと手が触れる。
いつも暖かく、安心させてくれるその手は、ほんの少しだけ熱を帯びいて布擦れの音がやけに大きく響いた。
「緊張してる?」
カナダがそう優しく囁きながら、強張った肩を包み込むように撫でる。
拒絶されるのを恐れているかのように、どこまでも優しく、壊れ物を扱うような手つきだった。
首筋や額に落とされるキスは熱く、けれどどこか焦ったいほどに丁寧で、日本は喉の奥からこぼれそうになる吐息を必死に飲み込んだ。
「…大丈夫だよ、痛くしないから。」
耳元で掠れた声が聞こえ、日本は熱を持った目をそっと伏せる。
優しすぎるその愛し方に安堵しながらも、胸の奥がキュッと締め付けられるような、甘くて苦しい熱が広がっていく。
「…っ、ん…」
カナダに包み込まれるように優しく触れられるほど、日本の胸のうちは甘い熱で満たされていくのに、同時にどうしようもない焦燥感が募っていった。
こんなに大切に扱われるのは嬉しい。
でも、ただの「優しさ」だけでは埋まらない、もっと深く繋がりたいという欲求が、胸の奥でじりじりと疼く。
「っ…、そんなにっ…焦らさないでっくださっ……」
シーツを掴んでいた指にぐっと力を込め、日本は恥ずかしさで潤んだ目をカナダへと向ける。
「もっと…触ってっ…カナダさんっ…」
その言葉を聞いた瞬間、カナダの動きがぴたりと止まった。
いつも穏やかで余裕のある瞳の奥で、ドロドロとした熱が溢れる。
「っ……」
微かな息を吐き出したあと、カナダはもう隠そうともしない熱を帯びた瞳で日本を見据えた。
さっきまでの優しいカナダはなかったかのように、熱を持った大きな手が日本の腰を引き寄せ、逃げ場を塞ぐように覆い被さる。
「…そんなこと言われたら、僕我慢できないよ。」
優しくて、愛おしさの沢山詰まったカナダの声に、日本の背筋がびくりと跳ねた。
もう壊れ物を扱うような手つきではなく、熱を帯びた唇が首筋から鎖骨へと貪るように落ちていく。
「っ…ぁ、ん……!」
敏感になった白い肌を舐め上げられるたび、甘い痺れが全身を駆け抜け、掠れた喘ぎ声が喉からこぼれ落ちた。
布擦れの音と、重なり合う荒い息遣いが静かな部屋にいやに生々しく響く。
「日本、僕を見て…?」
熱に浮かされた優しい声に促されるまま、日本は潤んだ瞳で目の前の顔を見上げ、震える腕でその首にしがみついた。
すべてを委ねるように体を預けると、カナダの温度がさらに上がり、ふたりを隔てるものが全て溶けていくような熱に飲み込まれる。
「っ…ぁ、あ…んっ!」
引き締まった体同士が重なり合い、擦れ合うたびに頭が真っ白になるような強い快感が全身を駆け抜けた。
普段の穏やかな面影はどこへやら、今のカナダはまるで獲物を逃さない獣のように熱を帯びた瞳で日本を見下ろしている。
「…っは、すごい…。中、凄い熱いよ…日本。」
耳元で掠れた声で囁かれながら、さらに深く、容赦のない熱に突き立てられる。
痛みなんて吹き飛ぶほどの快感と、愛されているという実感が、胸の奥でぐしゃぐしゃに混ざり合った。
「ぁ、ん…もっ…む”りっ…♡」
恥ずかしさと快楽に耐えきれなかった日本が、涙ぐんだ目でシーツにしがみつき頭を振った。
けれどもカナダはその細い体を逃がさないよう両腕でしっかりと抱きしめ、より一層激しく、かつ溺愛するように腰を重ねていく。
「ごめんね…日本、僕、もう歯止め効かないや…♡」
蕩けた笑みを浮かべたカナダが、ふただび熱い唇を重ねる。
ちゅぱ…じゅ…と、水音が静かな部屋に響き渡る。舌が絡み合い、呼吸の仕方を忘れるほど濃厚なキスの中で、ふたりの心と体がひとつに溶け合っていく。
「好きっ…日本…っ。全部、僕のものにっ…。」
「っ…私も”っ…すき”…っ!」
激しい快楽の波が押し寄せる。
日本の視界が白く弾ける瞬間まで、カナダは日本を愛おしそうに、けれども欲に塗れながら、抱きしめた。
快感が過ぎたあとのベッドの上には、ふたりの荒い息遣いと、甘い熱の残り香だけが漂っていた。
「…はぁ、っ…」
体力を使い果たした日本は、シーツに沈み込むようにぐったりと目を閉じる。
心地よい気だるさと、胸の奥に残る熱にぼんやりしていると、ふと濡れた額に優しい感触が触れた。
「…お疲れ様。よく頑張ったね。」
先程までの気配は一切なく、いつもの優しいカナダが愛おしそうに頬を撫でる。
汗ばんだ頭を優しく撫でられ、日本は恥ずかしさから思わずシーツに顔を埋めた。
「…もぅ、さっきの…嘘みたいに……」
小さく掠れた声で文句を言うと、カナダは嬉しそうにくすりと笑い、そのまま崩れた体ごと日本を優しく引き寄せた。
密着して伝わる体温がどこまでも心地よく、大きな腕の中にすっぽりと包み込まれる。
「ごめん、可愛すぎて我慢できなくて……でも、すごく気持ちよかった」
耳元で囁かれながら、首筋や背中に愛おしさを確かめるようなキスが丁寧に落とされる。
恥ずかしさはまだ消えぬまま、愛されているという深い安心感が、心地よい眠気とともに心を満たしていった。
〜終〜
こんな感じのR 18カナ日を詰める予定です。多分。
いつも🫶/💬してくださる方、ありがとうございます。大好きです。
読んでくださっている方もありがとうございます。
リクエストはいつでも受け付けています。
それでは。
コメント
3件
カナ日...!!? ゆっちゃんさんの書くカナ日大好きなので最高すぎる...!!😭😭 尊いですありがとうございます
はる。です!読んだわ、「ハジメテ」。 もうね、カナダの「我慢できない」ってセリフで一気に持ってかれたわ。最初あんな優しくリードしてたのに、日本が「もっと触って」って言った瞬間の豹変がたまらん…! ギャップ萌えってまさにこれ。優しいだけじゃない、欲に塗れたカナダさんも良すぎる。 普段と違う一面を見せるキャラって本当に刺さるわ。すごく素敵な話をありがとう! 次も待ってる🔥