テラーノベル
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私たちはシャッターを開けようとするが、もちろん開くわけがない。
校長「ですが、お二人はきっと殺そうとはしないでしょう?」
慎也「決まってるだろ!!」
はめられた。
確かに私たちは殺し合いに参加してなかったし、良くも思ってなかったから。
校長「ですから、少し考えてみたんです」
ひより「何を」
すると、ふと前に窓越しに個室のような物が二つあることに気が付く。
校長「今回は、ひよりさん。貴方が”選ぶ者”です」
ひより「選ぶ者?」
殺し合いに選ぶなんてないはずだけど…。
校長「ええ、まず、そこの二つの部屋がありますよね?」
校長「そこの一つにはもうすでに一人入っています。そしてもう一つの部屋には慎也くんに入ってもらいます」
そう言うと、どこからかカチャンと音がする。
見ると、一つの部屋の鍵が開いている。
校長「慎也くん、どうぞ 」
慎也「……」
慎也は何も言わずに部屋に入ろうとする。
ひより「ちょっと!待ちなさいよ!」
慎也「え?何が」
ひより「何って…」
ひより「こんな何させれるか分かんないこと、素直にやるバカがどこに居るのよ!」
慎也「今は言う事聞くしかないよ」
そう言うと、慎也は部屋に入っていく。
校長「ここからは単純です。ひよりさん、貴方は選ぶんです」
校長「幼馴染のどちらかを」
ひより「…は?」
校長がそう言うと、もう一つの部屋の中が見える。
そこには…………
環奈が居た。
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