テラーノベル
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───────────mmntmr視点
…どれだけ眠っていたんでしょうか。いつもより、だいぶ長く眠っていた気がします。
目が覚めた瞬間から変な感じがしますし、私の部屋じゃなさそうなんですよね。
そういえば、向こうの方から声が聞こえますね。私の他にもここに来た人がいるんでしょうか。
グダグダしていてもしょうがないので仕方なく立ち上がる。一瞬頭が酷く痛み、ふらつく。
「だ、大丈夫ですか!?」
地面につく直前、白髪の暖かそうな服を着ている女性に助けられる。彼女はそのままゆっくり私を降ろすと、向こう側にいる人達に声をかけに行く。
しばらくすると、向こうから十人超というそこそこな人数が走ってくる。
「お前が最後だよ、よろしく」
「あー、良かった〜自分が最後じゃなくて〜」
「…一応、よろしくお願いします」
各々言いたいことやら思っていることを一気に喋ってくるせいで、私の頭はパンクしそうになってるんですけど…まあ全員終わるまで聞いていましょうか。
「…こちらこそ、よろしくお願いします…なんですが、皆さんお名前は?」
私がそう言った瞬間、全員の動きが止まる。さっきまでベラベラ喋ってた人たちも止まり、空いた口が塞がらなくなっている。
「覚えて….ない…」
頭に角のようなものが生えている人が言う。…実は私も自分の名前思い出せないんですよね。
「じゃ、じゃあもうこの場でみんなで付けちゃえばいいんじゃないっ?」
頭に星が沢山着いている人が言う。確かに、私もそれがいいと思っていました。このまま呼び方もわからず、角の人とか星の人とか言っていても気持ち悪いので、なんでもいいので名前をつけた方がいいと…ね。
「それいいじゃん」
「ぽれも賛成!」
天使なのな悪魔なのかわかんない人と、くまの耳が生えた人が言う。というか、場の空気的に全員賛成なんでしょう。
…でも、出会ってばかりの人達で名前なんてそう簡単に決められますかねぇ…
「そこの頭にドクロつけてるお姉さんはmmntmrって名前が合う気がします!」
その名前に、なぜかは分からないけどしっくりきた。…昔からずっとそう呼ばれていたような、不思議な感覚…。
他の人たちも同じなようで、皆うんうんと頷いている。
「…じゃあ…名前を付けてくださったあなたは…gso…さん」
「ありがとうございます!…なんだかしっくりきますね…これ」
gsoさんも同じようだ。そこから全員に名前をつけたが、全員反発もせず、本当に、ここに来る前からその名前で呼ばれているかのように、その名前を受け入れた。
「そういや、ここってどこなんだろうな」
rkさんがそう言いながら辺りを見回す。私たちがいる部屋には鍵がかかっていて、中からじゃ出れなさそうですけど、でも部屋というよりかは空間、と言った方が似合いそうな広さをしています。
壁には花や絵画が飾られていて、金持ちの屋敷にでも来た感じです。床にもレッドカーペットがひかれていて、全体的に洋風でおしゃれな雰囲気です。
そうして各々部屋の探索をしていると、突然部屋の中央にライトがつく。
『どうも、皆様初めまして。私はゲームマスター。このゲームの進行役です。』
驚いてそこを見ると、さっきまで確実にいなかった少女が1人増えていた。白髪のツインテールで、黄緑の小さいリボン。紫のパーカーを着ていた。
「げ…ゲームって…」
rimrさんが怯えた様子で尋ねる。
『はい、あなた達はデスゲームの参加者です。』
「…は?」
当然です。いきなりあなた達はデスゲームの参加者ですとか言われたら誰しも驚くでしょう。私もそのうちの一人です。
『ご主人様がお選びになった13名の参加者です』
『あなた達には今からルールを説明します。これからはそのルールに従って生活してもらいます。そして、破れば処分です。
1.夜9時半になったらここの大広間に生きているものは全員集合すること
2.ゲームは夜9時半〜深夜0時まで行なわれます。
3.ゲーム時間までは各自自由にして良いですが、ゲーム時間以外で大広間には入らないこと。
4.ご主人様及び、ゲームマスターの命令は絶対。
5.このルールは途中で変更する可能性があります。』
「…」
また物騒すぎる話である。破ったら死ぬ…なんて、本当に生きた心地がしないですね、まあでも、実際私は13分の1でしか生き残れないんですから死んでるのも同然でしょうか。
『では、次はゲームの説明をしたいと思います。』
皆がしーんとしている中、声がひびきわたる。
『ルールは簡単、まずは大広間に集まった参加者の中からご主人様たちがゲームに参加する人を選びます。その後、ゲームの内容を決め、ゲームが始まります。
そして、ゲームに勝てばそのまま何もないですが、負ければ罰ゲームがあります。罰ゲームの内容は至ってシンプル。ご主人様たちが選んだ体の部位が取られます。』
その瞬間、その場が凍りつく。顔を伝う汗がひたりひたりと1滴ずつ床に落ちていく。頭が真っ白になり、目の前で紡がれている言葉の意味を理解できなくなる。
「…さっきからご主人様ご主人様言ってるけどさあ、誰のこと?」
Itさんが強めの口調でゲームマスターを名乗る人に言う。きっと内心は私たちと同じように怯えているんでしょうが、それを隠そうとわざと強めの口調にしているんでしょう。
『ご主人様は、あそこで見ていますよ。…あれ、自覚していらっしゃらないのですか?そこのあなたたち、この様子を画面の向こうから見ているあなたですよ、ねえ。』
そう言い、ゲームマスターは部屋の斜め上を指さす。私にはその先に誰がいるのかは分かりませんが、この様子を楽しんでみているクソ野郎がその先にいるということは分かりました。
そういえば、ゲームマスターに名前はあるんでしょうか…
「あの、ゲームマスターさんに名前はあるんですか?」
私がそう聞くと、ゲームマスターは少し考えたような素振りをして、逆に聞いてくる
『私の名前はあなたたちが好きに決めてください。』
「……じゃあrir-さん…とか」
私がそう言った瞬間、ゲームマスター…rir-さんが一瞬、驚いたような表情を浮かべた。
…もしかして、rir-さんも私たちと同じように、なぜかは分からないけどこの名前にピンときたんでしょうか。
『…ありがとう…..ございます。ではまた、4時間後にここで』
こちらから目線を逸らしたままrir-さんはこの部屋を出ていく。気づけば部屋の扉は空いていて、その先には煌びやかな装飾が施された廊下が真っ直ぐ続いていた。
「い…行っちゃいましたね…」
tykさんがおどおどした様子でrir-さんの背中を見つめる。
…さて、これからどうしましょうかね。
「…おっ、気が利く〜」
私が真剣に考えていると、後ろから呑気な声。振り返ってみてみれば、一人一つ部屋が用意されている。ということが書かれている紙を見て、mtwさんが嬉しそうにしている。
「個室なんてあったんですね…」
それを横からiemnさんが覗き込んで、これまた感心している。
確かに、今はまだいい(?)ですが、後々ピリピリした空気になってきてからは助かるかもですね。
rir-さんは、4時間後にまたここで、と言っていたので…今は5時でしょうかね。ここの広間に時計は……
「ンマッ…あそこにありますよ」
手を顎にあて、時計を探していると横からひょっこりhtmnguさんが出てくる。htmnguさんは長いので、htmnさんと呼びましょうかね。
htmnさんが指を指した方を見てみると、大広間の一番目立つ所に、ドーンと金色の草食が施されたこれまた豪華な大きい時計がありました。
「ねぇ〜、そろそろ他のとこ行かない?」
つまらなさそうにItさんがそう言うと、一人で扉を開け、廊下の方へ歩いていく。
まあ、ここにずっと居てもいいんですが、しばらくは死なない限りここに居ることになりそうですし、ある程度探索しておくのもありかもしれませんね。
「私もご一緒に…いいですか?」
「別にいいけど」
素っ気なくそう返してくるItさんの背中を追いかけて、私も廊下の方へ歩き出す。
廊下に出てみると、意外とこの屋敷が広いことがわかりました。廊下は迷路のようになっていて、あちこちに部屋がありましたが、鍵がかかっている部屋や、長らく使われていないであろう部屋もありました。
「…Itさんは、このゲーム、信じます?」
「…信じるって?」
相も変わらず、Itさんは振り返ってくれませんが、それでも気になることは気になります。皆さんがこのゲームをどう思っているのか。
「…だから、これが夢だとか、本当に死ぬのか、とかですよ」
「わかんないな〜、でも、本物みたいだよね、アニメとか漫画で見るあれ、めっちゃ似てる」
そうですよね。私自身も今この質問をされたら同じように返すでしょう。わからない、と。人生今まで生きてきて…と言っても記憶は無いですが、まあとりあえずこんな状況にはきっと一回もなったことがありません。それでも、この空間、雰囲気はそれを現実だと主張しているみたいで…
「…じゃあ逆にさ、私からmmさんに聞くけど、…もし、本当に負けた方が死ぬ可能性があるとして、mmさんは…自分の命のために、相手の命を危険に晒す?」
本当に…さっき現実味があるかと聞いた時にわからないと答えた人の質問じゃないですよねこれ。
「……じゃあItさんは私に他人のために自分の命を捨てろって言うんですか?」
「別に?…で、結局どうなの?」
私は少し考えてから口を開きます。
「各々、全力でやって死んだら死んだで終わりですよ。恨みっこなしです。」
本当に、これがアニメや漫画なら、味方を庇って死ぬとか、感動的な展開もあったかもしれないんですけど、残念ながらこのゲームが現実な限り、そんな展開は起こりません。だって、人間誰しも自分が可愛いですから。
「いいね、それ。……あ、もうすぐ時間じゃん。mmさんが返答考えてたせいで時間遅れて殺されたら、私mmさん恨むからね」
「ついさっき恨みっこなしって言ったじゃないですか〜」
そんな軽口を叩きながら大広間へと向かう。…流石に初日から遅刻して死ぬ…とかやってる人本当に居ないでしょうね…。
────────────???
『失礼します。ご主人様。今夜のゲームのプレイヤーは誰にしますか?…あと、ゲームの内容も希望があればお伝えください。複数選択可能で、プレイヤーの選択人数は一ゲームあたり、2〜4か5人でお願いします。複数ペア選択可能ですので、お好きにお選びください。また希望がなかった際は、こちらで勝手ながら、決めさせて頂きます。ご希望をこちらに伝える際の例をお載せ致します。』
例
一ゲーム目 プレイヤー→mm、It
ゲーム→Eカード
二ゲーム目 プレイヤー→mm、ie、rk、tyk
ゲーム→インディアンポーカー
(ジョーカー有り)
三ゲーム目 プレイヤー→ie、rk、htmn
ゲーム→ポーカー
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『…と、こんな感じで書いてもらえればと思います。オリジナルのゲームの場合は、名前に加え、ルールの記入もお願いします。また、それぞれのゲームでプレイヤーが被るのは全然アリです。多くの希望があった場合は、書きやすいもの、またはルーレットで決めていきたいと思いますので、どうぞご理解の程。また、質問があればどうぞ、私に聞いてください。それでは、また。』
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??? (長文過ぎて分からなかった人