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みえりな@多忙の為あまり居ない
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コメント
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のりもちさん、第7話読んだよ…🥺💦 めっちゃ重い展開すぎて心臓ぎゅーってなった…。 佐野くんの冷たい言葉、ひとつひとつが刺さるし、吉田くんの「うん。わかったよ」ってあっさりした返しが逆に切なすぎるよ😭 塩﨑くんの怒りも曽野くんの涙もすごくリアルで、キャラの心情がめちゃ伝わってくる…! のりもちさん、描写が細かくて感情移入しちゃうよ〜!続きも気になるけど、まずはこのエピソードの余韻に浸らせてください…🌸
吉田がとてもではないが仕事のできる状況ではないため山中がマネージャーと相談して雑誌の撮影とインタビューを後日に回すことになった。曽野がしばらく吉田の背中をさすっていたが1度生気を失った顔にまた熱が戻ることはなかった。
ふいにガチャと扉が開いて佐野が入ってくる。塩﨑がその瞬間佐野に詰め寄り、胸ぐらを掴んで扉に佐野の大きな体を押し付ける。
バンッと大きな音がしたのにも関わらず吉田はピクリとも動かない。その様子に曽野は目の前にいるのが本当に生きている人間なのか分からなくなった。
塩﨑が大きな声で佐野に問い詰める。
「おまえっ、!仁人に何言うたんよ!!」
「……別に。お前に関係ない。」
「そんな言い方ないやろ!!俺の大事な相棒が、メンバーが傷ついてん!ちゃんと説明してや!!!」
佐野は鼻でふっと笑うと塩﨑を見下しながら片側の口角だけあげて言い出した。
「じゃあ言ってやるよ!改めてな!!おい仁人!!よく聞いとけよ!!」
さっきはドアの音になんの反応もしなかった吉田の身体がビクリと跳ねた。すると吉田の身体はガタガタと震えだす。歯が当たるガチガチという音が塩﨑の怒りをさらに昂らせ、佐野の胸ぐらを掴んだ手にさらに力が入る。
「俺はさっき仁人にこういったんだよ。うざい。めんどくさい。恋人ヅラするな。きも──」
「やめて!!!!」
曽野が急に大きな声を出し、ボロボロと大粒の涙を流す。その目には悲しみと怒りと絶望が入り交じっていた。仁人の頭を包むようにその細い体で覆い被さると全力で話し出した。
「聞かせたない!じんちゃんに、それ以上聞かせんといて!はやちゃんどうしてまったんよ!!」
「聞かせないも何も。さっき全部そいつに言ったから。今更塞いだところで意味ないぞ舜太。」
「そいつって……。はやちゃんなんでよ。あんなにじんちゃんのこと好きやったのに。」
「はっ。好き?俺が?嘘だよ。嘘嘘。ぜーんぶ嘘。男なんて本気で好きになるわけないだろ。」
わざとらしく大笑いしながら塩﨑の手を乱暴に振り払うと佐野は吉田に近付いた。曽野を力ずくで吉田から引き剥がすと下を向いて動こうとしない吉田の前にしゃがみ、ニヤつきながら顔を覗き込む。
「なぁ、仁人。お前本気にしてただろ?俺がお前を本気で愛してるって?自惚れんなよ。お前なんか愛すやついねーよ。」
冷たく佐野が言い放った瞬間吉田の目から一滴の涙がつぅっと頬を伝ってこぼれ落ちた。
佐野は言いたいことだけ言って満足したのかソファに座ってSNSを鼻歌を歌いながら眺めてる。そんな佐野の呑気な様子に塩﨑は怒り心頭の様子で下唇を噛み、拳を握りしめている。
ふと吉田が塩﨑の手に触れる。3人は驚いてバッと吉田に体を向ける。
「っ、!じんと!!!大丈夫?」
「……。だいち。ありがとう。手、あとつくからあんまりぎゅってしないよ。」
「わかった。わかったよ仁人。ありがとう。」
吉田は優しく微笑みながら塩﨑の手を握る。氷のような手の冷たさは何も変わっていないが喋ってくれたし笑ってくれた。それだけの事だが3人を心の底から安心させるには充分すぎる出来事だった。
山中はふと佐野の方を見るとさっきまで上機嫌にスマホを見ていた佐野がこちらを向いて眉をひそめ、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。山中と目が合うと慌ててスマホを見直す。その様子で山中は今佐野は吉田を見ていたのだと気付いた。
吉田はだんだん落ち着いて普段通り話せるようになってきたため、マネージャーはこの後の仕事には問題ないだろうと判断した。
せっかく吉田が話せるようになってきたというのに水を差すように佐野が話し出す。
「あ、仁人。俺今日からお前の家行かねーから。荷物だけまとめといて。今度取りに行くわ。」
吉田は一瞬だけ身体を強ばらせると、いつもの笑顔で言った。
「うん。わかったよ勇斗。」
あまりにも早い回復に佐野も驚きを隠せずにいた。誰もがもっと傷ついて、もっと落ち込むと思った。だけど実際吉田はいつも通りの調子を取り戻しており、曽野や塩﨑と楽しそうに話している。佐野の困惑した顔を山中は見逃さなかった。