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投稿頻度遅れてしまってすみません。いつも気分で作っているので気長に待っててください。新作作成中です。もう少しお待ちください。皆さん、誰が推しですか?もちろん私はジナ姫です。永遠に変わらないです。同坦様大歓迎です!推しが愛されてて嬉しい!って言う気持ちになるので教えてください!コメ返は絶対します。どんな事でも気軽にどうぞ!質問でも何でも構いません!アンチ様はすいません。なんか私って自分の話が多いですよね。すいません。それではお話、どうぞご覧あれ!
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俺の名前はキムソクジン。地獄の5時限目を乗りきりアコと一緒に体育館へ向かおうとしていた。ん?何でかって?それはね……今日はbtsを覗き見る日だからだよ!………えっ?どうゆうことって?説明しよう!!俺はbtsの大ファンである。やっぱり推しは目に焼き付けときたいじゃん?同じ学校だし?だから、一週間のうち水曜日にbtsの部活風景を見に行ってるって訳。まぁbtsは女子から大人気だから俺と同じ思考の女子達も見に行ってるんだけど。それでいつも女子の大群に紛れ込んでバレないようにのぞいるの。そしてそれが今日!あ、アコはただの付き添い。
🐔「いやージナはホントにbtsが好きだね~」
🐹「あんな顔面国宝の集い、他にいないだろ!」
🐔「まぁ確かにイケメンだけどね。でもジナはジョングクくん派でしょ?私は絶対ナムジュナさん派だね!」
🐹「いや、ナムジュナさんも包容力あるお父さんって感じで素晴らしいけどね!?でもやっぱり一番はジョングクだろ!あの美しいお顔!まるで宝石だよ!」
🐔「美しい顔っていったらテヒョンくんでしょ!テヒョンくんもbtsに入れば良いのにねぇ……てか、テヒョンくんの部活、結局聞くの忘れたね!」
🐹「あぁ~確かに。」
🐔「もしかしてテヒョンくん、btsに入ってたりして!」
🐹「そんなわけねーだろ。アイツ、ダンス部の話したときあんまり興味無さそうだったじゃん。」
🐔「えぇー?そうかなぁ。すんごい怖い顔してたじゃん!本当は狙ってたんじゃない?」
🐹「ないない。てか、もう体育館着いたぞ。」
🐔「ほんとだ!」
アコと一緒に中へ入っていくと目の前には女子の大群が。
🐔「うわ~今日も混んでるねぇ。もっと早く来ればよかったね。」
🐹「いや、これが良いんだよ。」
🐔「何で?これじゃああんまり見えないよ?」
🐹「俺たちから見えないってことはbts側からも俺たちの姿はあんまり見えないってことだろ?だから、バレずに済む!」
🐔「…………?バレたら駄目なの?」
🐹「当たり前だろ!お前は女子だから良いとして俺は男だぞ!男が男子集団のファンなんてキモチワリーだろ!俺は推しから嫌われたくないの!」
🐔「えぇーそんなことないと思うけどなぁ…ていうか、なん今日いつにも増して女子達がざわざわしてない?」
🐹「えっ?あぁ、まぁ確かに。」
🐔「私ちょっと聞いてくるよー!」
と言い残しアコが近くにいる女子に話しかけた。ちなみに俺は隠れ身の術を使っている(そんなものはないが可愛いジナ姫のために多目に見てやってくれ)。そしてアコと女子の会話にそっと耳を傾ける。
🐔「ねぇねぇ。」
「ん?ってアコちゃん?!アコちゃんもbtsのファンだったの?!」
🐔「うーん…まぁそんなとこ!あのさ、なんか皆ザワザワしてるけどなんかあったの?」
「えっ?もしかしてアコちゃん、知らないの!?」
🐔「何が?」
「ほら!昨日転校してきたテヒョンくん!テヒョンくんがさ、」
『ダンス部に入ったんだよ!!』
🐔「えっ!?!?!?」
🐹「はっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
俺とアコが同時に叫ぶと周りにいた女子達が驚いて一斉にこちらに振り向く。その声が体育館奥で練習していたbtsにも聞こえてたらしく顔面国宝(テヒョンも合わせて)六人組がこちらを見つめている。
(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい)
(どうしよう!btsにもバレちゃったし絶対女子からドン引きされてるし俺、絶対嫌われたじゃん!…はぁ…………………ジョングガくんに嫌われるとか最悪…俺の唯一の王子様なのに…)
なんて考えながら落ち込んでいるとアイツが俺に対して口を開いた。
🐯「ジンニョン?」
(やめろ、話しかけるな。俺は今物凄く逃げ出したい気分なんだよ!あぁ…死にたい…人生最大の失態。)
俺はテヒョンの言葉に返事をせず、ずっと黙っていた。いや、正確に言うと返事が出来るくらい今の俺には余裕がなかった。
沈黙が続くなか声をあげたのは俺の親友だった。
🐔「テヒョンくん!やっぱりダンス部に入ってたんだね!ほら!ジナ!やっぱり予想は当たってたでしょ?ってジナ…………?」
🐹「……………………………………………………」
🐔「ごめん!テヒョンのくん!ジナ今フリーズしてるみたいだわ!」
アコがせっかく空気を変えるために話してくれている(アコにはそんなつもりないだろうが。)ので自分も何か話さなきゃと思い口を開こうとすると最大級の推しがこちらに近づいてきた。
🐹「あっ、えっと…あの…」
頼りない声が漏れるといつの間にか俺の目の前に来た推しはにやっと笑った。
🐰「何年ですか?」
🐹「へっ?あっ、えっと…に、二年!!」
今、推しと話せていると思うとあまり呼吸が出来なくなる。
(ヤバい、イケメン。無理。死ぬ。ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい)
🐥「おーい、ジョングガ!知り合いか?」
奥の方で透き通ったような声を響かせているのは可愛いエロひよこのパクジミンくんである。
🐰「いいえ~!あっ、でも一人はこの前ハンカチ拾ってもらった方です!!…あの、先輩達!ちょっと来てください!」
目の前にいる推しがそう言うと奥にいた顔面国宝達がこちらに近づいてくる。後ろにはキャーキャーいってる女子と俺のことを「何こいつ。」という目で睨んでくるリアコ女子数名。
(後ろの女子達すんごい怖いし俺、殺されるの?)
🐱「何だ?どうした。ジョングガ。」
🐰「今日は部活を辞めにしましょう!!!!」
(はにゃ?)
🐨「ん?どうして?」
(うん。まぁそんな反応になりますよね。)
🐰「良いから良いから!後でちゃんと話しますから!!」
🐱「はぁ…仕方ないな…ごめん!そこの女の子達!今日の部活はもう終了だからちょっと出ていってもらえるかな?ごめんね!」
ユンギ様が優しく女子たちに話しかけると後ろから女子の叫び声が痛いほど聞こえる。どんどん女子が体育館から出ていってるのを見て俺もアコと一緒に出ていこうとすると、体がぎゅっと捕まれた。つまりバックバグされた。
だれに?______
推しに_______
🐹「へっ!?あっ、あのっ!えっ!?」
言葉にならない不思議な声を出すと後ろから推しに囁かれた。耳に。それもめっちゃ近くで。
🐰「先輩は行っちゃ駄目ですよ。」
🐹「ヒアッ!…………あの、えっと…」
びっくりして変な声が出てしまった。恥ずかしさのあまり下を向いていると大きな影が後ろから近づいてきた。
🐯「おいお前。馴れ馴れしすぎるんじゃないの?ジニヒョンを離せ。」
低い声をもっと低くしてテヒョナがジョングクくんに話しかける。
🐰「テヒョン先輩には関係ないじゃないですか。この人はテヒョン先輩のものじゃないでしょう?」
ジョングクくんはそう言うと腕に力を入れた。
(いや、二人の会話が全然頭に入ってこないし、てか普通にこの状況無理なんだけど。ジョングクくんの匂いも声もめっちゃ近くに感じるし心臓バクバクいってる。ヤバい、もうダメ………)
バタン
そこで俺は記憶は失った。
第六話ダンス部 終わり