殺人鬼

私の名前は雫。高校2年生。

友達は沢山いる方だ。本当の友達は、もういない。

このことを知る人は誰もいない。そして、私の本当のことを知る人もいない。

ただの演技で毎日を過ごす。

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「ねぇ！お母さん！お父さん！起きてよ！！」

「お母さんとお父さんは亡くなりました。」

医者の一言で、私の世界は終わった。

親は、強盗に殺された。私を守って、死んでしまった。

「ねぇ、なんで死んじゃったの…？起きてよ夏帆。私、1人になっちゃう。周りに誰もいなくなっちゃう。なんで、こんな事になるまで何も言わなかったの？相談してくれたら良かったのに。手紙だけ残して、私を置いていかないでよ…！！」

唯一の親友はいじめで自殺した。

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またこの夢。

こんな夢、見たくないのに。

昔のことなんて思い出したくないのに！！