TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

神の傀儡

一覧ページ

「神の傀儡」のメインビジュアル

神の傀儡

3 - 第3話 トゲモン

♥

45

2024年09月28日

シェアするシェアする
報告する

タクトは、アプリを開いたままソファに横たわっていた。周囲は静まり返り、ただパソコンの光が彼の顔を照らしている。すると、突然、画面がフラッシュし、通知が表示された。

「新たな悪魔が発生しました!低俗悪魔『トゲモン』が出現!」

「トゲモン?」タクトは興味を持ち、通知をタップする。画面に悪魔の情報が表示された。

トゲモン

分類: 低俗悪魔

特性: 皮膚がトゲだらけで、近づく者を刺す

弱点: 甘い香りのものに弱い

「なるほど、トゲモンか。甘い香りでおびき寄せれば簡単に倒せそうだな。」タクトは手を叩いて笑った。「これなら、俺の計画にもぴったりだ。」

マデスが頷く。「そうやな。トゲモンは雑魚やけど、最初にはええ相手や。お前の手腕が試されるで。」

タクトはすぐに立ち上がり、近くのコンビニへと向かうことにした。「甘い香りのもの…デザートを買ってこよう。」

外に出ると、夜の京都の街が広がっていた。道端には小さな屋台が立ち並び、人々が楽しそうに談笑している。タクトはその様子を眺めながら、心の中で悪魔を倒す計画を練り続けた。

コンビニに着くと、彼は目に付いたスイーツを次々とカゴに入れ、レジへ向かう。「これでトゲモンをおびき寄せて、あっさり倒す。簡単すぎるな。」

帰宅後、タクトはアプリを再度開き、マデスに報告した。「準備は整った。トゲモンを捕まえて、勝利を手に入れるぞ。」

「待っとるで、タクト君。しっかり結果を出すんやで。」マデスの声には期待が込められていた。タクトは自信に満ちた笑みを浮かべ、悪魔との戦いに向けて気持ちを高めた。次の瞬間、彼の心にはさらなる野望が芽生えていた。

この作品はいかがでしたか?

45

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚