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タクトは、準備したスイーツを手に、静かな夜道を歩いていた。マデスの声が頭の中で響く。「トゲモンはこっちにおるはずや。甘い香りに誘われて、絶対に現れるで。」
「わかった、マデス。甘い香りがあれば、奴もすぐに釣れる。」タクトは自信に満ちていた。
公園のベンチに腰を下ろし、スイーツを広げる。香りが漂う中、周囲を見回しながら待つこと数分。ふと、茂みが揺れ、影が現れた。
「トゲモンか…!」タクトは目を輝かせた。姿を現したのは、トゲだらけの小さな悪魔。小さくてかわいらしい見た目とは裏腹に、鋭いトゲが周囲を警戒させる。
「おお、こっち来い、トゲモン!」タクトは甘いスイーツを手に取る。「これ、食べてみんか?」