「………凸さん嫌い。」
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………え?
え?は?え?
朝、唐突にさもさんから言われた俺は思考が止まった。
さもさんが…いま…俺のこと…
フリーズしている内に、さもさんは鞄を持って学校に行ってしまった。
「…………………………………………はぁ…」
俺…何かさもさんに嫌われることしたかなあ…
いやでも…無意識の内にしてしまっていたのかもしれない。自分の癖って自分だと案外わからないものだしな…
「……………さ、ん」
はあ…でもどうやったら許してもらえるのかな…
「…!さん!」
さもさんと喧嘩なんてしたことないからわかんないよ…
「………さん、凸さん!!!!!!!!」
「うわぁっ!?」
耳元で大声を出されて、俺は椅子から転げ落ちる。
「う、うたちゃん…びっくりするって」
「いやいや、僕さっきから凸さんに話しかけてたよ。」
「そうですよ。10回ぐらいは話しかけてました。」
「え…まじで?」
まじか…朝のあれがショック過ぎて気付かなかった…
「それで…どうしたの?元気無かったけど…」
「実は…さもさんに嫌われたっぽくて…」
『えっ!?』
うたちゃんとニグさんが驚いた声を出す。
「ええ…どうしてそんなことに?」
「わからない…けど朝急に嫌いって言われて…」
「…………………ぁ」
「(?どうしました?)」
「(いや、今日さ…)」
「(あーなるほど…)」
「?どうしたの二人共こそこそ話して」
「なんでもない。」
「まあ、帰ってちゃんと話したらどうですか?」
「…それもそうだね。ありがとう二人共。」
…………
俺はドアノブに手をかける。
…よし!
俺は扉を開ける。
「ただいま!」
「おかえり凸さん!!!!!!!」
………え?
いつものように抱きついてきたさもさんに、俺は困惑する。
「凸さん…ごめんなさい。」
「へ?」
なんでさもさんが謝るの?
「その…朝のエイプリルフール…」
俯きながら小さい声で言うさもさんは、物凄く申し訳なさそうだった。
「…あっ!?」
そうじゃん!今日エイプリルフールじゃん!
「………もしかして、忘れてた?」
「う、うん…色々ショック過ぎて…」
「…ほんとにごめんなさい…」
「いいよ…というか俺が気付かなかったことに驚いた…」
俺たちはとりあえずリビングに入ってソファに座る。
「はあ〜〜〜〜〜…さもさんに嫌われてなくてよかったあ…」
「当たり前だよ!俺が凸さんのこと嫌いになるわけ無いじゃん!」
確かに…それもそうだ。マジでエイプリルフールの存在頭から消えてた…
…けど、ほんとにびっくりした…
……………
「……………さもさん」
俺はさもさんの体を引き寄せる。
「?」
「…んっ」
「!?///んぐ…」
「はっ…///」
俺は唇をさもさんの耳元に近づける。
「…二度とこんなことしないでね」
「ひっ…!///」
さもさんが体を震わせて、さっき俺が囁いた耳を手で押さえて息を荒くしてる。
「………しない///二度としない…///」
…可愛い、襲いたい。
………もういいよね?この前から焦らされたわけだしさ
「…さもさん」
「…?///」
「”今夜は寝かさない”って、どういう意味かわかる?」
「ふぁえ…?///」
うん、取り敢えず歯止めが効かないことは確定したわ
コメント
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シヌッテ…ヤバイッテ…