あたしらは歩いた
歩いて、歩いて、とにかく歩いた
行く先もなく
何処かわからないまま
恋「ねー、ちー」
「ん?」
恋「暑くない?」
「確かに暑いね、コンビニいくか」
恋「ういー」
コンビニによった
そこで飲み物とお菓子を買った
恋「お金の問題もあるし、歩くしかないかな〜」
「そうかもねー」
「でも、なんか、好きなスピンオフ小説みたいで楽しい」
恋「それ、あの夏が飽和するでしょー」
「正解」
楽しかった
なんだかあの夏が飽和するの千尋と流花みたいで
あたしが千尋で恋羽音が流羽
死ぬ時だって一緒
ずっと一緒にいる
怖くない
2人なら