靈術-術-

━━━━━━━━{霊術- 陸}━━━━━━━━

━━━━━━━━{天雨槍}━━━━━━━━

─まさに、人だ。

然し、どう攻略すればいいんだ。幸いにもさっきの爆蓮で周りの雑魚は倒せた。それでも全然弱ってる気はしないがな。まずは弱い攻撃で霊力を消費させる！

｢陰閃！、｣

私が攻撃を放つとあの人みたいな奴は、結界を張らず手で弾きやがった。弱い攻撃は弾かれ、強ければ防がれる。結界を貫通する攻撃があるが私の今の霊力じゃ出来るかどうか。最悪身動きがとれなくなるほどになるかもしれない。でもまあ、｢───。｣｢結界、｣やるしかないよな。｢天雨槍！｣

｢──、｣奴が結界を張る。だけど、｢無駄だよ…、｣─

｢─…！、｣天雨槍は、雨だ。雨水は、傘を差しても間から滴ることがある。つまり、｢君の結界の間を通ったんだ…、｣だけど、私の霊力も底を尽きた。この空間が閉ざされた時、急に疲れたと取り巻きには見えるだろう。(結界が閉じる。)それだけは防がなければならない、絶対に。それでも、無理そうだ…ﾊﾞﾀｯ

｢おい、どうした！急に倒れて！誰か、救急車を呼んでください！｣

｢わ、分かりました！｣

私の意識はそこで途絶えた。

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｢…ん、｣｢お、起きたか。｣｢天水先生…？、｣私が起きると病室で、横には天水先生がいた。｢そうだ。私だ。｣｢…！天水先生！あの後どうなって…｣｢落ち着け、｣｢はい…｣天水先生は、私が倒れたあとのことを話してくれた。どうやらかなりの大騒ぎになったようで、特定の人にしか見えない怪物と、私の気絶によって噂がたったらしい。その内容は、あの怪物は人の意識を喰って、孵化したら人間の虐殺を始めるということ。

｢ﾏｯﾀｸｵﾏｴﾊｳﾜｻｶﾞﾎﾝﾄｳﾆﾅｯﾀﾗｹｯｺｳﾒﾝﾄﾞｳﾅﾝﾀﾞﾖﾖｸﾓﾀｵﾚﾃｸﾚﾀﾅｺﾝﾄﾞﾖｳｶｲｦｻｶﾞｾﾖ…｣｢ははは…｣噂は人の念が集まるため結構天水先生から愚痴を言われた。普通に気まずかった。─

後書き

なんか*イタリック*使うと明朝体になるんですけどなんでだろう。イタリック→これ