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🪶×🌵(?)
特殊刑事課つぼ浦匠に激重感情(本人は気づいてない)を向けるヴァンダーマーと気づかれないようにヴァンダーマーを避け逆効果になるつぼ浦匠
3000字越えてます
今日もヴァンダーマーに絡まれた
最近のあいつ俺の事見かける度にちょっかいかけて来てねぇか?
1つ目の疑問はヴァンダーマーがつぼ浦に対して異様な程にからかいに行っている事だった。
「つぼ浦MOZUに入る気はないか?」
真剣な顔で聞いてくるヴァンダーマーに少し戸惑う
「い、いや…おれはギャングには入らねぇぜ」
「そうか…」
2つ目の疑問はヴァンダーマーが俺の事をギャングに誘ってきたことだ。
3つ目は断ったあとのあいつの顔がとても怖かったこと
そんなことが四つ、五つ、六つと重なり確信へと変わっていった。しかし、俺はそれを否定した。
俺には既にアオセンの事が…
そして、俺はヴァンダーマーを避けるようになった
あいつの姿が見えると隠れるようになったり、話しかけられるとロケランを打って逃げたり
できる限りあいつを避けた
「お〜い、つぼ浦」
アオセンにそれが気づかれそうになった
「最近ずっとヴァンダーマー避けてるみたいだけどどうした〜?何かあったのか?」
こうなった時のメンヘラだおはめんどくさい
「お前今俺に対して失礼な事考えただろぉ〜!!」
「考えてないッスよ、それに気のせいですから」
その場は何となくで切り抜けた
そんな事を数日も続けていたある日
「ふんふふふ〜ん」
今日もここロスサントスにでかい花火を上げてやるぜ
そう意気込んみながら警察署の外へ出ると永久指名手配の
「半チャーハンなぜここにいる!」
「ヴァンダーマーだ!お前はいくらワシの名前を間違えれば気が済むんだ」
ヴァンダーマーはそうツッコミ大きくわざとらしいため息を吐く
それに対しつぼ浦は念の為無線に手をかけておく、今現在彼は起床直後で筒を持つのを忘れていたのだ。
最低限の荷物だけを持つため現在は無線とスマホ、そしてスケボーくらいしか手元に無い
「覚えにくいんだしかたないだろワンダーマー」
「だからヴァンダーマーじゃい!!」
《こちら警察署前ヴァンダーマー居ます》
少し離れ無線で現状を伝えるとアオセンが《すぐ行くー》と返事した
「まぁ…よい」
なんだか嫌な予感がする
「ん?なんだ、シリアスならお断りだぜ」
手をグーにして臨戦態勢に入る
「そう言うと思って無理やりシリアスにさせてもらう」
カチャリ
(くっそ、手錠をかけられてしまった!)
幸いかけられただけなのですぐさまスライディングからの全力疾走でヴァンダーマーから逃げようとする
警察署内に入って叫べば誰かが来てくれるかもしれないと考えたからだ
しかし、つぼ浦の望みは叶わず階段の所で捕まってしまう
「うわあああぁぁぁ、半チャーハン手錠を外せー!!!!」
つぼ浦よりも優位に立てていることからの優越感かヴァンダーマーは上機嫌だ
そういう態度が気に入らねぇぜ
「こうなればこっちのもんだ。着いてきてもらう」
「誘拐だぞー!!離せー!!」
そう大声をあげ、手錠を外せないかと力で鎖を切ってやろうと暴れる
手が少し痛むが、このままヴァンダーマーに連れていかれる訳にはいかない
「こぉら〜!!つぼ浦を離せー」
ちょうど良いところにアオセンが走ってきてくれた
それを見てすかさず車に乗りヴァンダーマーはアオセンを車で轢いてレギオン方面へ車をかっ飛ばす
「ヴァンダーマー!!NPC殺人だぞー!!!」
少し声が荒くなってしまう
「ははは、ワシの名前しっかり覚えてるじゃあないか」
「くっ、してやられたぜ。どこへ連れていく気だ!」
「お前最近ワシのこと避けてただろ」
急な覇気ありでの質問に息が詰まる
「さ、避けてないぜ」
「避けてるだろ…なぁ?」
いつもはギャグおじさんのくせにこんな風な詰められ方をヴァンダーマーにされるのが初めてなせいで声が出せなくなる
「い、や…避け…て……」
「まぁよい、お前青井らだおの事が好きだろ?」
「はは、何言ってるんスか…そ、そんな訳」
いつから気づいてた
だって、この気持ちは隠し切るって…
「そうか、好きなのか」
「今オレ否定しましたよ……」
冷や汗が出てくる
いやだ、このままこの場所に居たくない
逃げ出したい
そう思っても手に繋がれた手錠がそうしてくれない
「そうだな、だがバレバレだぞ」
やめろ
「そ、そんな事ない……ですよ…」
明らかに最初の反抗していた時の態度とは変わって大人しくなってしまう
「好きなんだろ?」
やめろ、やめてくれよ
「好きなんて…」
どもってしまう
「もう付き合ってるのかと思ったが、」
「やめろぉ!!!!!」
声を荒らげる
気づけば顔も手も冷や汗でぐっちょりしていた
「……」
「あまりからかうな」
真っ白な頭の中で振り絞って考えて出した言葉は、あまりにも弱々しく小さかった
「ワシはな最初つぼ浦お前のことが好きなのかと思ってずっとお前にちょっかいをし続けていた。」
つぼ浦はなぜこんな話をヴァンダーマーが急に話し始めたのかよく分からなかった
「好きなんじゃ無かったんですか?」
「あぁ、ワシのこの感情は好きなどというものでは無かった。だが、お前さんに避けられた時分かった」
「な、何だったんですか?」
「これはな多分だが、ワシは親が子を思うようなソレに近いと思うんだよ」
「アンタは俺の親なんですか?」
分かっていたが、それでも聞いてみたくなった。何故こんな事をコイツは思っているのかということを
「親ではないだろうな、だが、それでも思ってしまうんだよ。おぬしのその犠牲的な態度、傲慢な考え方や行動、そしてたまに見せる優しさにな」
「はぁ…」
本当によく分からない。
何故なのか理由を聞いてもなお理解が出来なかった
「先程ワシがらだおを轢いた時のお前さんの怒りから何となく察せたよ。」
これが、MOZUのボスだからこその器か
「なるほど… 」
なんとなく抵抗もなにもそういう気が起きなくなってきた
微妙な車内の沈黙の空気が流れた
しかし、それはすぐさま警察のサイレンの音によってかき消された
「たくみを返せー!!!」
オルカや所内のみんなが追いかけてくれていた
きっとアオセンが伝えてくれて俺のGPSを見ながら追いかけてくれたのだろう
「……」
しかし、車内のふたりは警察の声に答える空気では無かった。
「少しチェイスをしたら警察署に戻ってお前を返そう。」
「それ、何のために攫ったんすか?」
「ワシがお前さんを好きだと思ってるから避けてたんだろ」
バレていたみたいだ…
「それはそうですけど」
「今回その誤解を時に来ただけだ、分かっただろ?ワシがつぼ浦お前を好きなんかじゃないって」
「いや、もっと…なんていうか….その」
「くく、まぁワシは青井らだおとの恋愛応援してるからなってことだ」
「いらないお世話です」
なんだか、今まで悩んでいたのが馬鹿らしくなってきた。
その後ヴァンダーマーは普通にチェイスで負けて大量の請求を切られてプリズンに送られた
「あんなこと言ってたのにヴァンダサでしたね」
「うるさいぞ」
「ん?2人とも何か話をしてたのか!?それならオルカ助けなかったほうが良かったか?」
「いや、助けてくれてありがとうございます」
「それと、俺今から轢かれたアオセンの見舞いに行ってきますね」
「おう!!あとはオルカに任せとけ!! 」
「つぼ浦」
「んー?なんだヴァンダーマー?」
「がんばれよ」
「おう」
ヴァンダーマーととんちきな話をしたおかげで何か吹っ切れたつぼ浦は鼻歌をしながらスケボーで救急の方へ向かうのであった
みなさんのおかげで♡が総合1500になりました(՞ ܸ. .ܸ՞)︎
なので今回は少し長めに書きました
🪶×🌵見たかったよー!!って方いると思うのでそれはまた別で次の機会にかきますね!
これからも頑張っていくのでお手柔らかによろしくです:( ;´꒳`;)
☣️×🌵の方もゆっくりと書いてるので!!