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1 - 綺麗な夏空でした。 ( 🍱🦖 × 👻🔪 )

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2025年07月27日

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🌈🕒 BL 二次創作


※ 地雷サンは🔙


※公式様との関係はありません


※事故あり


※付き合ってた設定


( w→🍱🦖 ・ r→👻🔪 )













r side



俺には誰よりも大切な恋人がいた。


けど、そいつは1年前の事故で亡くなった。













1年前



w 「 久々にロウきゅんと出かけれて嬉しいなぁ  」


r 「 俺も嬉しいけどロウきゅんって言うな 」


w 「 もぉ、つれないなぁ、ロウきゅんは 」


こんなたわいもない話をして信号を待っていた時


r 「 青なったし、行くぞ  」


w 「 待って!ロウきゅん危ない!! 」


そう言ってウェンは俺の背中を押した。


r 「 危ないって、なn… 」


r 「 ウェン!!!!!!! 」


そう叫んだ時、目の前にはトラックに轢かれた 血だらけの俺の恋人がいた。


w 「 ろう、きゅんっ…けが”してない、? 」


r 「 今そんなのどうでもいい 」


r 「 なんで俺の事押したんだよ 」


w 「 ろう、きゅんっ、には”たくさっん、 いきて”わらってっ、ほし い”からっ… 」


r 「 生きててもお前が居ねぇと俺笑えねぇよ… 」


w 「 なか ないで、ぼく は”ろうのっ、わらった  かおが”いちばんっ、すき だから… 」


w 「 たぶんっ、もう”しんじゃうけ ど、 さいご に”ろう と、はな せてっ よかった  」


r 「 最後じゃない、救急車来るから、お前は俺と生きるんだ 」


w 「 このっ しゅっけつ じゃ、もうむりだよ…  」


w  「 ろうっ、なら わかる でしょ…? 」


r 「 そんなこと言うなよ、まだお前としたいこと山のようにあるんだよ、 」


r 「 俺が轢かれてれば助かったかもしんねぇのになんで生身の人間が行くんだよ 」


w 「 ぼくっ、が、ひーろー” だから っ かな ? 」


w 「 それがっ なかま でも 、 こいびと でも っ  ぼく から っ したら” かわらないよ … 」


r 「 ウェン、俺から離れていくなよ、  」


w 「 ごめん っ ね 、 ろう やくそく”  まもれ なくて “   」


“ずっと一緒にいよう”という約束。

俺らが最初に決めた約束。


r 「 そんなこと気にしなくていいから、  」


w 「 ろう っ 、 さいご に “ きいてほし っ …  」


r 「 なんだよっ、 」


泣きながら俺はウェンの目を見詰める。


w 「 だれ っ より ” も 、 ろう の 、 こと あ い してる … 」


r 「 当たり前、俺もウェンのこと誰よりも愛してるよ。 」


ウェンは少し微笑んでゆっくりと目を閉じた


俺には泣くことしかできなくて、救急車が到着したのはウェンが亡くなって数分もない頃だった。










now

r 「 ウェン、久しぶりだな。元気してたか? 」


r 「 今年の夏は暑いから夏バテとかすんなよ  」


r 「 お前の好きなハイボール飲めるようにこれ供えてやるからな 」


r 「 本当は俺、今日お前に婚約指輪渡したかったんだよ。 」


r 「 流石に供えはできねぇーけど、これ。 」


そう言って俺は自分の鞄から指輪の箱を 取り出した。


r 「 綺麗だろ、ウェンに似合いそうな色にしてたんだよ。 」


r 「 俺がそっちに行ったら渡すから待っててな 」


そう言ってお墓の前で手を合わした。


君との記念日はとても綺麗な夏空だった。

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