恋人たちのXマス1

最後の地、京セラドーム。ながいようで、短い。あっという間に後3日。明日から始まる。

今日はクリスマス・イブ。

特別、恋人らしいことをやってる間がない。

だが、目黒は阿部と2人で過ごしたい。一同は13階だけど、目黒は9階に部屋を取っている。

イブの日。

食事が済んで、皆んな部屋に引き上げる。目黒は9階の部屋に行く。

小さなケーキと、プレゼントを用意して、阿部に電話する。

目黒ー阿部ちゃん？

阿部ーどうしたの？

目黒ー913の部屋まで来てくれない？俺、今そこにいるから。

阿部ー913？分かった、すぐ行く。

目黒ー2人でクリスマスパーティーしよう？

阿部ーふふふ、分かった。

ピンポン♬

目黒がドアを開けると、阿部が腕の中に飛び込んできた。

阿部ーめめ！

目黒ーいらっしゃい。

阿部ーこんな部屋借りたんだ？

目黒ー小さなケーキなら、食べれる？

阿部ーうん。

目黒ープレゼントもあるから。

阿部ー俺も、持って来た。

2人は顔を見合わせ笑う。

あまり、不在だと、探されてしまう。目黒はプレゼントを出した。

目黒ーこれ、伸縮性のブックスタンドなんだ。最大10冊収まる。

小さいけど、ちゃんと本は立てられるから。色もライトグリーンにした。

阿部ーありがとう！嬉しい！

お気に入りの本を立てるね。

俺はこれ。

目黒ー小銭入れ？

阿部ーアクセサリーなんかあまりしないし、だったら使える物にしようかと。

黒にダークグリーンのステッチが入ってるの。

目黒ー可愛い。使う使う！

目黒が阿部を抱き寄せる。

甘いキス。熱いキス。

阿部ーだめ、コンサート中！

目黒ー気持ちいいことだけ、してあげる。

阿部ー・・やだばか。

目黒ー期待してるくせに。

阿部ー帰る。

目黒ーだめ、来て？

ベッドに阿部を連れて行く。

阿部も、嫌がるのは素ぶりだけ。

激しく抱き合いキスをする。

2人とも、裸になって、目黒が首筋から舐めていく。

阿部ーめめ、身体熱い。

目黒ーもう、感じてるの？

阿部ーはぁ、あまりもたない。

目黒ー1度じゃ済まないよ？

阿部ーばか、倒れちゃう。

目黒ー腰抜けて？

阿部ー知らない！

後ろから抱きしめてうなじにキス。

阿部が振り向いて、目黒の首に両腕を絡ませる。

熱いキス。

服を脱ぎながらキス。

裸で抱き合ってキス。

阿部ーめめ、熱い。

目黒ーもう、勃ち上がりかけてる。

阿部ー早く欲しい。

目黒ーダメでしょ、挿れないよ？

阿部ーん〜ん。

目黒ー負担になるからダメ。

阿部ーじゃあ、指挿れて？

目黒ーふふふ、欲張り。

阿部ーんっ・・はぁ・・。

目黒ーいい顔してる。

阿部ーもっと擦って。

阿部ーはぁはぁ・・いい・・いい・・。

阿部ーそんなにしたらイッちゃう。

目黒ー可愛くて、何度も見たいけど？

阿部ーはぁはぁ・・だめ・・こんな早くイッちゃうの、恥ずかしい。

目黒ー凄く、感じてるってことでしょ？

阿部ーもっと、めめが欲しい。

目黒ーダメ、舐めてあげるから。

阿部の物は勢いよく勃ち上がり、透明な液を、流している。

目黒が舐めとる。口深く含むと腰が跳ねる。

阿部ーあぁ・・気持ち・・いい・・。

指、かき回して？

阿部ーはぁ・・たまんない・・めめ・・イッちゃう・・イク・・イク・・はぁはぁ。

目黒は可愛い阿部を見れただけで、嬉しい。1度、阿部が目黒の顔をまたぎ、阿部は目黒の物を愛し、目黒は阿部の物を愛し、互いに高みに昇り詰めた。

阿部ーはぁはぁ・・もうダメ・・。

目黒ー明日から、頑張れる？

阿部ーん。頑張れる。

目黒ー大好き。

阿部ー俺も、大好き。

微笑み合ってキス。

明日から、頑張る2人なのだ。

完