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瀬名 紫陽花
1日後…
あれからドキドキしすぎて、夜も眠れない。
「あぁ…可愛かった〜!」
叫ぶと、親から、怒られた。
今の俺は、キモイほど悶えている。
「あの人…彼氏とか、いないのかな…」
もう一度、部屋を出て、昨日みた女の人を見に行った。
キョロキョロ周りを見ながら、行った。
そして、またあの綺麗な歌声が聞こえた。
「街の風〜に、引き裂かれ〜舞い上がった夢クズが〜…」
音程は、バリバリにあっている。
しかも、綺麗だ。
これは、俺が小学校の時から、聞いている。
尾崎豊の「街の風景」…すごく上手い。
俺も思わず、口ずさむ。
「路上の隅〜で、寒さ〜に〜震るうえ…」
その時、あの女性が振り返って来た。
「あ…きた…昨日の少年…」
そして、その女性は、俺を見て微笑み、そっと呟いていた。
「…こんばんは!」
俺が手を振ると返してくれる。
「今日は、何しに来たの?」
女性が、俺に問う。
「その!…自己紹介したいです!」
俺が頭を下げて、聞く。
「ダメでしょうか…」
女性が、笑う。
「いいよ!…折角会ったんだし、しよう!」
女性は、協力的だった。
そして、自己紹介を、始めた。
「俺の名前は、朝霧優兎です!」
「私の名前は、凛叉綺綾撫よろしくね」
お互いの名前は、知れた。
次は、年齢だ。
「16歳!」
俺がそう言うと。
女性は、驚いた。
「え!?…なんだ、同い年なんだ…」
俺も、え…と、思わず呟いてしまった。
「まぁ、いいや、よろしくね」
綾撫が、よろしくと言ったので。
俺もよろしくと言い。
綾撫と優兎は、友達になった。
1週間後…
「皆!席に着け〜!」
机をドンドンと叩き、座るよう促した。
「今日転校生を紹介する!」
その先生の一言で、みんなが、ワイワイし始めた。
ワイワイと、うるさいほど、騒いでいた。
「転校生か…誰だろ…」
中学からの親友の浅斗が、そう呟いていた。
そして、また、先生が言う。
「みんな!静かに!、うるさい!」
机をドン!と叩き、静かにさせた
「では、転校生!入ってきてくれ」
そして、ドアが、開いた。
優兎は、驚いた。
何故かって…その転校生は!!
凛叉綺綾撫だったのだ。
「はじめまして…凛叉綺綾撫です、よろしくお願いします…」
ぺこりとお辞儀を、して顔を上げた。
そして、綾撫は、先生に、自分の席を聞いた。
「私の席は、どこですか?」
綾撫が聞くと、先生が答えた。
「窓側の1番奥の隣だ」
先生が、言うと綾撫は、お礼をした。
綾撫が、優兎に、一礼して、座った。
「優兎君…おはよう…今日からよろしくね…」
お互い、少し小声で挨拶をした。
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