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__また夢かしら?
ハートの女王
「私の薔薇ゆよくも汚したわね
さあ覚悟をおし!」
トランプ兵
「女王様どうぞお助けを
悪いのはあいつで__」
「私のせいじゃない
エースのせいです!」
ハートの女王
「お前かね?」
トランプ兵
「いえ、2です!」
ハートの女王
「2の仕業?」
トランプ兵
「違います!3です!」
ハートの女王
「もうおやめ!3人の首をはねよ!」
トランプ兵
「色を間違えたんじゃ首を
はねられてもしかたない」
「赤と白を間違えるなんて
とんでもないことだ」
薔薇の色だけで首をはねるだなんて、
私達鬼殺隊を馬鹿にしているのかしら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
デュース
「レイ、起きろ」
『また不思議な夢を
みたわ(つ_-)』 ボソッ
デュース
「///」
その時、コンコン、と扉を叩かれた
デュース
「ん?誰か来たみたいだな」
ケイト
「おっはよー!昨日のお泊り会は
楽しかった?枕投げとかトランプ
とかして、青春しちゃった?」
エース
「ふぁ〜、ケイト先輩おはよーござい
まーす。しましたよ、トランプ」
ケイト
「それじゃあ早速、昨日作ったタルトを
持ってリドルくんに謝りにいこっか
っつか、昨日のトラブルで今人手が
足りないから急いで来て欲しいんだ
よね
じゃあ、なんでもない日の
パーティーに向けて、レッツラゴー!」
〜〜〜
寮生
「我らがリーダー、赤き支配者!
リドル寮長の、おなーりー!」
リドル
「うん。庭の薔薇は赤く、テーブル
クロスは白。完璧ななんでもない日だ
ちゃんとティーポットな中に眠り
ネズミは入っているんだろうね?」
トレイ
「もちろん。もしもの時の
鼻に塗るジャムも万全です」
リドル
「よろしい」
グリム
「ふわっ!なんだあの服!
かっけーんだゾ!」
ケイト
「ふふーん。かっこいいっしょ
ハーツラビュル寮の寮服!
流行も押さえつつ、マジカル映えも
バッチリ☆というわけで、俺も
お着替え
パーティーの日は正装って、ハートの
女王の法律でも決まってるからね
今日はサービスで、お兄さんが
コーディネートしてあげよう」
『!』
スカート…羽織はそのままにしておいて
くれたようだから、羽織で隠せるの
だけれど私の体は傷だらけだわ
この世界はとっても平和だわ。そう、
本当に私達の世界では考えられないぐらい
平和なの。だから、こんな体を見たら
みんな心配するわ
__ポタ
「「///」」
『? みんな良く似合ってるわ!』
あら?顔をそらしてどうしたのかしら?
リドル
「クロッカー大会の前にまずは乾杯を
ティーカップは行き渡っているね?
では、誰の誕生日でもない、なんでも
ない日を祝して!乾杯!」
「「カンパーイ!」」
ケイト
「あ、エーちゃん
今がチャンスじゃない?」
エース
「よし。あの〜、寮長」
リドル
「君は、ああ、タルト泥棒の1年生か」
エース
「えーっと、タルトを食べちゃった
ことを謝りたいと思って。新しく
タルトを焼いてきたんですけど」
リドル
「ふぅん?一応聞くけど、
何のタルトを?」
エース
「よくぞ聞いてくれました!しゅんの
栗をたくさん使った、マロンタルト
です!」
『?』
体温が上がった?怒っているの?
どうしてかしら
(体温が上がったってどういうこと?
と、もう忘れられちゃった人の為に)
〈皮膚温〉…温度を肌で感じる事
夢主は人一倍温度を感じやすく
数時間後の天気を当てる事もできる
生まれた頃からで今では体質関係なく
この人悲しんでるな〜と、なんとなく
だが分かる
だから特別暑かったり寒かったりする
所は体調が悪くなったりする
リドル
「ハートの女王の法律・第562条」
あ、説明をしてて話を聞いていなかったわ
リドル
「なんでもない日のティーパーティーに
マロンタルトを持ちこむべからず
これは重大なルール違反だ!何て
ことをしてくれたんだい!?完璧な
なんでもない日が台無しじゃないか!」
デュース
「だ、第562条!?」
『そんなにあるのね
一体全部で何条まであるのかしら?』
リドル
「全810条。僕は全て頭に入っているよ
寮長なんだから当然だろう」
ケイト
「あちゃー、こりゃヤバい
トレイくん知ってた?」ボソッ
トレイ
「俺が暗記出来たのは第350条までだ
完全に油断してた。タルトの種類に
までルールがあるなんて」 ボソッ
そう知らなかったのね。でも
クローバー先輩の言う通りだわ
種類にまで法律があるなんて誰も
思わないもの
リドル
「ハートの女王の厳格さを重んじる
ハーツラビュル寮長である僕が
この違反に目をつべることはできない
マロンタルトはすぐ破棄しろ!それ
からこいつらを、寮外へつまみだせ!」
エース
「ちょっと待てよ!そんな
無茶苦茶なルールあるか!」
グリム
「そうだゾ!捨てるん
だったらオレ様が食う!」
トレイ
「寮長、申し訳ありません。マロン
タルトを作ろうと言ったのは俺です」
ケイト
「そうそう。まさかそんな決まりが
あるなんて全然思ってなくて」
いつものケイト先輩ではなく、
少し早口で喋る
リドル
「作ったことが重要なをやじゃない
今日、今、ここに!持ち込んだこと
”だけ”が問題なんだ!」
さすがに見ていられないわ
『少しいいかしら?謝罪をする為に
頑張って作ったのに、そんな言い
方はあんまりかと
それに、ハートの女王の法律・第53条
盗んだものは返さなければならない
という法律もあると先輩からお聞き
しました。それに習ってきちんと
持ってきたのです
ハートの女王の法律・第562条
なんでもない日のティーパーティーに
マロンタルトを持ちこむべからず
に関しては、寮長である貴方なら
覚えていても不思議ではありませんが
副寮長であるクローバー先輩は存じ
上げていませんでした
それを入学したばかりの新入生が
知っているはずもない。少しばかり
おおめにみては?
マロンタルトがいらないのであれば
お返しください
そもそも、何故なんでもない日の
ティーパーティーにマロンタルトを
持ち込んではいけないのでしょうか?
持ち込んでは何かあるのですか?
ありませんよね?そんな法律、
少々馬鹿げていると私は愚考します』
リドル
「馬鹿、だって?」
ケイト
「ちょ、ストップ!
それは言っちゃダメなやつ」
いつまでもそう甘やかしていれば、
成長いたしませんよ
“リドル・ローズハート”
エース
「いーや言うね。そんなルールに
従ってタルトを捨てるなんて馬鹿
だって思うだろ。ふざけんなよ」
デュース
「俺はエースに賛成です。もちろん
ルールは守らなければいけないもの
だとは思いますが、さすがに突飛
すぎる」
リドル
「僕に口答えとはいい度胸がおあり
だね。いいかい。小さなルール違反が
大きな問題に繋がるんだ
僕が寮長になって1年。ハーツ
ラビュル寮からは一人の留年者・
退学者も出していない
これは全寮内でハーツラビュル寮
だけだ。この寮の中で僕が1番成績が
優秀で、1番強い
だから、僕が1番正しい!口答えせず
僕に従っていれば間違いないんだ」
何を勘違いしているのでしょうか
必ずしも1番正しいはずがないでしょう
1番成績が優秀で、1番強い
だから従っていれば間違いない
なら!もしそれが本当であれば、鬼殺隊
最高位の柱である私達が守れなかった
失った命はどうなるという!!!
貴方に、何が分かるというのか
__ポタ ポタ ポタ
__黒い染みが増えていく
リドル
「僕だって、やりたくて首を
はねてるわけじゃない」
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「どうして殺したの?!」
「この人殺し!!」
『私だって、やりたくて
やってるわけじゃないの』
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「なんでもっとはやく来て
くれなかったんだ?!」
「あんたが遅れたせいで
家族が死んだ!!」
『私だって、助けたかったわ』
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リドル
「お前達がルールを破るから
いけないんじゃないか」
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『人を食べる鬼が悪いの』
『そんな鬼を作る鬼舞辻無惨が悪いのよ』
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いいえ、違うの。本当は私が悪いの
貴方達の言う通りだわ
私がもっと速ければ、強ければ、鬼に
なる前に、殺される前に助けられたの
ごめんなさい ごめんなさい
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リドル
「僕に従えないのなら、
まとめて首をはねてやる!」
ケイト
「みんな、ほら
はい、寮長って言って」
デュース
「嫌です」
『ごめんなさい』
エース
「こんなワガママな暴君、
こっちから願い下げだ!」
リドル
「今、なんて言った?」
グリム
「お前はおこりんぼでワガママで、
食べ物を粗末にする暴君って言った
んだゾ!」
デュース
「お、おい。そこまでは言ってなi」
リドル
「 オフウィズユアヘッド
《首をはねろ》ーーーー!!!!」