コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「あー…恋人欲しい」
「はやちゃん、何言ってん?」
「そやで、佐野さん。俺らアイドルやで?」
「はやちゃん、働きすぎなんじゃない?大丈夫?」
舜太、太智、柔太朗が各々に口を挟んでくる。
「別に、言うだけタダだろ。事務所がダメって言ってるわけでもねぇんだし」
「それ言うたら、そかもやけどなー」
わかってる。アイドルに恋人がいて喜ぶファンなんてほんとにいるか、いないか定かではない程度。
「なん、はやちゃん、ええ人でもおるん?」
「いや、それは…まぁ」
「なんよなんよ~はっきり言ったらどないなん?」
太智と舜太が目をキラキラさせながら聞いてくる。
「……いねぇよ」
「なんやねん!そういうのは出来てから言ってよね!」
「佐野さん、つまらんな~」
勝手に盛り上がったくせに散々な言われようで太智と舜太は移動の準備を始める。
「んだよ…」
「はやちゃん、本当に言いたかっただけ?」
「……あぁ」
柔太朗からの問いに言葉に詰まりながら返事を返す。
「誰が、どこで、聞いてるかわかんないんだから気を付けなよ」
なんて、ごもっともなことを言いながら柔太朗も移動を始める。
わかってる。俺たちはアイドルで、推してくれる人のために生きている。
でも、ずっと忘れられない人がいて。そんな自分に吐き気がして。
そいつを忘れるには新しい人しかいなくねぇかって思って。口に出してみただけ。
忘れなきゃいけない。あいつはただのファン。
それに……もう、会えないんだから。
~1年前のトーク会~
「どうぞ」とスタッフさんの声で入ってきた男性。
「こんにちはー」
「こんちはー。って出た!」
「佐野くん、覚えてんの?」
覚えてんの?って当たり前だろ。トーク会常連。
俺だけじゃない。M!LKメンバー全員知ってるよ。
「当ったり前だろ!」
「うわー嬉しいなー」
「はっ、棒読みすぎじゃね?」
「ぬははははっ!いやいや、ほんと嬉しいよー」
バカでかい笑い声と屈託ない笑顔に、頬に刻まれたえくぼ。
この笑顔が好きだなって気づいたのはいつだっただろう。
笑顔に見とれていると「お時間でーす」と声がかかる。
「あ、この後のツーショ会も行くわ」
「…おう!またな!」
笑顔のまま両手をふりながら、ブースを出てくのに片手をあげながら見送る。
もっかい会える。嬉しさをかみしめながら。
ははっ、どっちがファンかわかんねぇや。
「じゃ、携帯お預かりしますね」
「はい」
スタッフに携帯を預けこっちに歩いてきて、俺の隣に張られたバミリに立つ。
「さっきぶりだー」
「佐野くん、喋んないで。俺が怒られるから」
「えー」
俺は、指定のポーズの片手ハートを作りながらカメラに目線を向ける。
一緒にハート作んのかなーと思ったらグッドで、通称片思いハートが完成していた。
「ちょ、俺のファンですよね!」
「佐野くんうるさい。あと喋んないで」
「いいんですー今回、ちょっと喋れます」
「え、がちぃー」
目をぱちくりさせながら、「え、なんも考えてねぇけど」と慌てているから、こっちから話題を振る。
「もし、M!LKメンバーと付き合えるなら誰選ぶ?」
「えっ、は?なに、こっち側みたいな質問」
ほんとにな…でも、聞きたかった。
「早く。時間ねぇぞ」
「あ、柔。柔太朗かな」
「柔太朗なん?!俺じゃねぇの?」
推しは俺で、俺と言われると思って聞いた。
期待してなかったわけじゃない。
「佐野くんはねぇかな」
そっからの記憶はちょっと曖昧で、レポもちょっとだけ燃えた。
聞いたことを後悔したし、散々な目にあった苦い思い出。
そして、それ以降、俺の前に現れなくなった。
思い出すだけで嫌な気分になるんだからさ、その思い出も、そいつのことも嫌いだって、忘れ去りたいのに。
俺は俺のために、今、応援してくれてるみ!るきーずのために生きたいんだよ。大切にしたいんだよ。
「なぁなぁ、みんな聞いてや!あんな、俺、今、ハマってる歌があんねん!」
移動車の中で舜太が声高らかに言う。
「ちょ、流すから聞いてぇや!」
「舜太、聞くから。静かにして。勝手に流しな」
柔太朗が舜太をなだめ、車内に音楽が流れる。
『~♪』
舜太のことだから元気いっぱいみたいな曲かと思ったら、意外なバラード曲。
疲れた心に染みてくる歌声になんとなく懐かしさを感じたのはなんだろうと思いながら耳を傾ける。
「あんな、たまたま、YouTubeで流れてきてん。ほんま、歌声も奇麗でさ、ころちゃんさん」
「ころちゃんさん??」
曲が終わったタイミングで舜太がこの曲に出会った話をしだす。
「うん。ころちゃんさん。名前は知らんのやけど、チャンネル名にころちゃんって書いてあるからみんなころちゃんさんって呼んでんねん」
舜太が柔太朗にころちゃんさんの歌について語る中、俺は後部座席でYouTubeを開き「ころちゃん」を検索欄にかける。
出てきたページのアイコンがギターのチャンネルを開くと説明欄に「毎週木曜日22時から生配信。歌ってます」と書いてあり、チャンネル登録だけして携帯画面を閉じて目を瞑る。
頭の中で反芻する歌声がいつまでも心地が良くて、顔も知らないころちゃんさんに思いを馳せながら眠りについた。
待ちに待った来る木曜日。
『こんばんは。ちょーっとだけ待つね』
画面に映し出されたのはギターを抱えた腰から上半身だけでころちゃんさんの顔は見えない。
『わ、なんか今日多いね。嬉しいーな』
嬉しそうな声がやっぱりあいつと被る。
『みんな、歌いっぱい聞いてくれたみたいでありがとう。いやー結構コメントとか書いてくれたみたいで嬉しいですよ。ほんとに。おすすめとかにも載ってたみたいで』
コメント欄が「歌楽しみ」や「おすすめから知りました」、「切ないラブソング聞いて失恋癒してます」などなど、曲に触れたコメントが流れていく。
『いや、失恋したときに聞くべき曲ではないでしょ!』
ぬははって笑い方まで……って、いつまで俺はあいつの面影探してんだって自分に嫌気がさす。
『そだねー今日はやっぱあれから歌おうかね。リクエストも受け付けてるんでコメント欄にどうぞ』
ころちゃんさんの歌声がやっぱり好きで。
歌ってる間に流れるリクエストのコメントの間に流れる。「リクエスト無視しがちじゃん」や「リクエストって意味ある?」、「天邪鬼だからね」等の謎の言葉たち。
歌ってほしい曲…
『ありがとうございました。次は何歌をかね。コメントいっぱいだねー』
声だけで嬉しそうな様子が見てとれる。
「佐野さん、あと10分くらいで撮影再開するみたいなんで」
ウマネから、声をかけられる。ドラマの撮影の合間でギリ取れた時間。
少しでも自分の存在を残したくて。
『はぁ?!赤スパって…!あ、えっと、栗きんとん…さん?からのリクエストで…最後の雨歌います』
気づいてたらリクエストをスパチャで投げていた。
初めて配信に来たからころちゃんさんがどんな人かはわからないけど、普段リクエストしたとしてもそれを歌ってくれる確率がありえなく低いことだけはコメント欄を読んだだけで分かった。
『いや、さすがにこれは歌わんわけにはいかんでしょ。俺の配信で赤スパとか初めてよ?ほんとに。でも、ほんとにリクエストはコメントでね?駄目よ?簡単にスパチャとかしたら。栗きんとんさんもだから。ね?』
赤スパがどれほどのものかいまいちわかってないけど、他の視聴者さんのコメントは「スパチャナイスー」「ころちゃんがデレた!!」等で盛り上がったけど怒られたので素直に「ごめんなさい」とコメントを残す。
『いや、うん。栗きんとんさんは悪くないんだけどね。ま、じゃ、聞いてください。最後の雨』
好きな歌を好きな歌声で聞けることがこんなに嬉しいことだなんて初めて知れた。
いい休憩をとれてこれからの仕事にも意欲が湧いてくる。
『ありがとうございました。あー…期待には応えられたかな…?生ってさやっぱ何回やっても緊張すんのよ』
不安そうな声音に「めっちゃよかったです!これから仕事頑張れそうです」と送る。
『は?これから仕事?え、あ、夜勤とかですかね?栗きんとんさん、リクエストありがとうございました。お仕事頑張ってください。他にもこれから仕事の人は頑張ってください。仕事終わった人はお疲れ様です。もう少し、僕に付き合ってくださいね』
優しい配信に、優しい視聴者さん、自分がこっち側に立つからわかる自分がどれだけみ!るきーずに支えられてるか。
そんな応援してくれているみ!るきーずに最高の佐野勇斗を届けるために撮影に向かおうと意気込んで「いってきます!」とコメントを残して携帯を閉じる。
それから、ころちゃんさんの動画にコメントを残したり配信でリクエストを送ったりしながら過ごしてきてそれとなく古くからいるファンって立場になってきた。
『はい。本日もやってまいりました。木曜22時。本日は~祝!登録者数15万人!おめでとう配信~!』
俺が見始めたときは5000人とかだった登録者数が今じゃ15万人。
コメント欄は「おめでとう」で持ち切りだ。
『はい。ほんとありがとうございます。ほんと嬉しいかぎりでね。て、ことで本日はいままでやってこなかったんですけど、初めてやってみようと思います。質問コーナー!!!』
言われてみれば確かにいままで、歌配信のみでこういう交流を交えたことがなかったなとコメント欄はさらに盛り上がる。
『いや、まぁ、皆さんあまり僕自体に興味はないと思うんですけどね。はい。質問もちらほら、え?6000通?あら、そんなに?ほんと、ありがとうございます』
いつも通り胸元しか映ってない配信なのに、普段とは違う誰かと一緒という雰囲気にそわそわが隠せない。
『それじゃ、1つ目は~…』
他愛もない質問が続いていく。
『そろそろ、最後かな?ここまで付き合ってくれた方々ありがとうございます。それじゃ、最後の質問「顔出しはされないんですか」』
もう、ずっと見てきたから気にならなくなってたわ。
『この質問ね。結構多かったみたいなのよ。そんな気になる?俺の顔』
そりゃまぁ…気になんだろ…
コメント欄も「気になるー」で溢れる中、目に留まる「手奇麗だから絶対イケメン」の文字。
気づけばコメントを送っていて。
『おい。コメント欄にね、「手が奇麗だから絶対イケメン」ってあってその下に「ころちゃんの手はぶさいくだろ」って、おい。送った奴わかってるからな。栗きんとん』
登録者数が増えるたびに読まれなくなったコメント。こんな時に読むなんてずるじゃね?
『あー、質問に戻ると僕ね、ある人の隣に立ちたくて歌配信始めたのよ。なにか強みをつけたくて。それまでは顔出しもする気はなくて、自分でもまだまだだなって思っててさ。ね』
これは、遠回しな顔出ししませんって話かとコメント欄が凹んでいる中。
『っと、ここでお知らせです』
ころちゃんからのお知らせは珍しくて再度コメント欄が沸く。
『YouTubeでの顔出しはないんですがー…この度、どっかからCD出ます!んで、そのうちライブとかもすると思う!』
え?なに?そんなお知らせありか?
『まぁ、皆なら歌声だけで見つけてくれんじゃないかなとか思ったり、ぬははははっ』
コメント欄はパニックで誰もころちゃんのお知らせを理解できてない。
『あーおもしろ。YouTubeも一旦休止かなと』
俺の楽しみYouTube…
『たぶん、皆見つけてくれるよね。ふふっ、信じてるよー。以上!お付き合いいただきありがとうございました。また、会えるよ』
両手を振る映像で生配信が終わる。結局何もできないまま。また、大事な人を失った気分。
「はよ…ざいます」
「佐野さん元気なくない?」
「はやちゃん!元気ないん?今日はみ!るきーずに会えるんやで!元気出してこ!」
「佐野さんも眠いんだよね。わかるよ。俺も眠いもん」
朝から元気な舜太と太智。眠さに負けそうな柔太朗。
一番にころちゃんを見つけたくせに全然凹んでない舜太と俺の違いに、自分の気持ちに嫌ほど気づかされる。
だが、頼む。柔太朗と一緒にだけはすんな。ちげぇから。
でも、み!るきーずに会えれば結局そんな凹んだ気持ちはどこ吹く風で。
俺が芸能界で頑張れる1割を存分に担ってくれてるみ!るきーずは最強だななんて思いながらトーク会を過ごす。
「そぉいえばさー今日あの人来たで」
3部と4部の間の休憩時間に太智が言う。
「あの人って?」
「あの人やん!なんやっけ?名前出てこんのよ。名札付けとらんけど俺らよぉしっとるあの人!」
「え~誰のこと言ってんのよ?」
「あのさ、佐野さん推しのこっちの界隈におってもおかしゅうない顔の男の人おったやん!1年くらい見やんかったけど!」
「「あっ!」」
太智の説明に舜太と柔太朗が反応する。
「いた!てか、俺のとこにも来たよ!「どうもどうも」って言いながら」
「俺のとこも来た~「舜太、いつまで末っ子やってんのよ」って言われた」
名前は出てこないのに、誰だか俺だってわかる。
あいついたんだ。俺のブースにはまだ現れてない。
反応したくないのに、勝手に鼓動が早くなる。
これは、過去のトラウマであってそんなんじゃ絶対ない。
「ほら、お前ら、4部行くぞ」
「「「はーい」」」
4部、5部とそわそわした時間が過ぎるけど結局、あいつは現れなかった。
俺に会いに来たんだろって思い込みも激しいし、愚か過ぎんだろ。
まじで、ちょっと泣くかと思った。んで、また、ちょっとだけ燃えた。
今日のスケジュールは昼から夜までレコーディング。
ブースに入ってヘッドホンを付けて大きく息を吸い込む。
「佐野くん、行けそ?」
「あ…はい」
「なんかあった?」
俺の訝しげな返事にディレクターさんから声をかけられる。
「いや…このブース、俺が入る前誰が入ってました?」
「え、なに。臭かったりする?」
「んや、じゃなくて、知った匂いな気がして…」
そう、あいつの…
「最近契約した新人の子だったかな…もうすぐCD出す」
「そ、なんすね」
「ブース変える?」
「いや、大丈夫っす。いけます」
「じゃあ、いこうか」
人の記憶を呼び出すうえで一番記憶に直結しているのが嗅覚だと聞いたことがある。
それでも、いつまでもあいつを思い出してしまう自分に吐き気がする。
けど、ころちゃんと出会えたからかこれまでほど嫌ではない。
どっちも失ったけどな。
「佐野くん、なんか今日よかったじゃん」
「あざます」
プロデューサーさんから褒められ気分は悪くない。
なんだか、あの香りのおかげか気持ちがのった。
「佐野くん、さっき言ってた新人の子会えるけど会ってみる?」
「え、あ」
「無理にとは言わないけどさ、先輩から一言あげてよ」
「…じゃ、はい」
怖さもあったけど、興味の方が勝った。
「おーい」
プロデューサーに呼ばれてパタパタと足音が聞こえる。
目線をそちらに向ければ。
「今度デビューする。吉田仁人くん」
「じ…んと」
「久しぶりだね。佐野くん」
1年ぶりの仁人は全然変わってなくて。
「なに?君たち知り合いなの?」
「知り合い…ではないかもしれないですね」
昔みたいな屈託のない笑顔ではなく、大人に向ける愛想笑いの笑顔。
でも、そこには相も変わらず、俺の大好きなえくぼがあって。
見間違えるはずのない。
ヘロヘロと座り込む俺に「ぬはっ」と横を向いて笑う仁人に、オロオロするプロデューサーさん。
「え?なに?知り合いじゃないけど知ってる感じ?」
「話せば長くなるんすけどね」
「え~俺、この後もレコーディングあんのよ。二人でご飯でも言って再会祝いな」
「ですって佐野さん。どうします?」
悪戯っ子のような笑顔を浮かべて俺を見下げる仁人に馬鹿にすんなよ。
「ばーか…行くに決まってんだろ」
なんて悪態しかつけなかった。
大好きな君を嫌いになんてなれっこなくて、忘れたと思ってたのに結局大好きな君でした
END
~おまけ~
「佐野さんさ、最後のトーク会で付き合うなら誰って聞いてきたじゃん」
「あーあの仁人が俺を振ったやつね」
「振ったんじゃないわ。あれで気づいたんよ。俺、佐野さんの隣にいれるのかなって。だから、頑張っ結果がこれよ」
「CDデビューってこと?」
「そう」
ほんと、変わった奴だわ。
「でも、その間俺が心変わりするとか思わなかったわけ?」
「まぁ、考えなかったわけではないですね」
「実際心変わりしたしな」
「え、したの?」
「したよ。すっげー歌声が奇麗な人に」
「え、したんだ…だいぶショックかも…」
ずるいって…その顔。
「仁人も好きだと思うけどこの人」
そういってたろちゃんの曲を流す。
『♪~』
驚異のスピードで仁人に曲を止められる。
そんなに聞きたくなかったのか?
「え、なん、ゆ、えっYouTube?」
一人パニックになる仁人。
「YouTube。たろちゃん。なに?仁人も知ってんの?」
「いや、え、知ってるもなにも……俺」
「え?なにが?」
「これカーテン。たろちゃん俺」
「え、は、うそ、え?」
今度は俺が慌てる。
「いや、似てるなとは思ってたけども」
「どこら辺がよ」
「笑い方。まじで、大笑いしたとき、ぬはははで笑う奴俺仁人しか知らねぇんだわ」
「ぬはっ。まじじゃん。やめて。」
一人くすくすと笑ってるがそれどころではない。
結局、俺が人生で忘れられなかった人は吉田仁人だけって事実に驚愕しかない。
「んで、佐野くんは誰に心移りしたんだっけ?」
「うっせぇ。ばーか」
ニマニマと嬉しそうな仁人が憎くって愛らしくって悔しい。
「もしかしてさ、佐野さんって栗きんとん?」
仁人がはっとしたように聞いてくる。
「さぁ、どうだかね」
「はっ、絶対そうじゃん。佐野くん、好きな食べ物栗きんとんって自己紹介でも言ってんじゃん」
すべて見透かされたみたいで恥ずかしくなる。
「俺の初めて奪ったのも結局全部勇斗か」
「…え、ちょ、いま、え、勇斗って」
「初恋も初赤スパも全部佐野くんが初めてだったわ」
「え、はやと、え、ちょ、もっかい、ん?初恋」
情報過多で頭パンクするぞ。
「俺たち結構似たもの同士だねー」
俺たちは唯一無二って話(?)
END