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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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目黒side

いつも通りの平日、いつも通り仕事に行って、そのまま恋人である翔太くんの家に行って、そのままご飯食べて、お風呂に入って、恋人だからもちろんイチャイチャもして、夜の営み的なやつもして、そのまま疲れて寝る。


今日もそんな日を過ごすはずだった。


俺の元にかかってきた1通の電話。表示された名前を見ると病院から。嫌な予感がしつつ、電話に出る。


病院 「目黒さんでお間違いないですか?」

目「はい」

病院「渡辺さんが事故にあいました。」

目「え?」


一瞬理解ができなくて、頭が真っ白になる。


病院「とりあえず、病院に来ていただけますか?」

目「分かりました、すぐ行きます。」


マネージャーに事情を伝えて、この後の仕事を全部後日に回してもらって、病院に送って行ってもらう。


目「翔太くん!」

先生「目黒さん、お待ちしておりました」


こちらにどうぞ、と案内されたのはICUの個室。


そこで眠ってるのはたくさんの機械に繋がれた翔太くん。その光景が痛々しくて、苦しくて、そっと頬を撫でる。


目「翔太くん、」

先生「目黒さん、渡辺さんのお母様も居られるので、一緒に説明聞きませんか?」

目「はい、聞きたいです」


何回か会っており、すっかり顔なじみの翔太くんのママがいる部屋に通されて、軽く挨拶して隣で説明を聞く。


俺の頭がバカなのか、上手く回ってないのか、何を言ってるから分からない。それでも、一つだけわかったのは、このまま目を覚まさないかもしれないってことだけ。気づいたら説明は終わってて、先生や翔太くんのママから心配されちゃった。


翔太ママ「蓮くん、翔太のことお願いね」

目「はい、俺は翔太くんのことを支えていくつもりです。」


そう翔太くんのママに約束した。


とりあえず、頭の整理をしたくて、翔太くんに帰るねとだけ言って、その日は病院をあとにした。

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