テラーノベル
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At❤️:「はぁ…ムカつく…」
At❤️:「(俺の目には今にも溢れそうな涙が溜まっていた」
At❤️:「ははっ…結局こうか…」
At❤️:「(勝手に期待して、期待は報われなくて…」
At❤️:「っ…うぅっ…」
At❤️:「…っ…認めたくない、信じたくない…けど」
At❤️:「(可愛かった」
At❤️:「(あっきぃの彼女、死ぬほど美人だった」
At❤️:「(俺なんか…かないっこない」
At❤️:「…ははっ、」
At❤️:「(違う、かないっこないじゃない、そもそもあっきぃに自分を好きになってもらうための努力なんてしてなかった」
At❤️:「バカだな…何もしてない俺があんな美人に勝てるわけも、同じような魅力も、土俵にも立てないよ…」
At❤️:「…あー”ぁ…でもやっぱ…」
At❤️:「悔しいなぁ”ッ…」
At❤️:「(好きだった、ずっと」
At❤️:「(出会ったときから…」
At❤️:「(こんなに後悔するなら」
At❤️:「もっと早くに…”好き”の一言でもいえばよかった…(ポロ」
〜帰り道〜
At❤️:「(季節ごとに色とりどりの花が咲く公園」
At❤️:「(たまに寄り道をするクレープ屋さん」
At❤️:「(もう、すっかり見飽きてしまったはずの帰り道」
At❤️:「(だけど、君と一緒に帰るときは人一倍、輝いて見えた…」
At❤️:「(それなのに…」
At❤️:「今日はいつもと違う景色を見ているみたい…(ボソッ」
At❤️:「(あんなに楽しかったはずの帰り道」
At❤️:「(あんなに輝いて見えたはずの帰り道」
At❤️:「(放課後、君と帰ることだけが毎日の楽しみで…俺の日課だった」
At❤️:「(長年続いた俺の楽しみは」
At❤️:「(今日で終わりを告げる」
At❤️:「ッ…(ポロポロ」
At❤️:「(あーやっぱ俺…」
At❤️:「ほんとに好きだったな”ぁ…(ポロ」
At❤️:「(歩いていると誰かに肩をポンと叩かれた」
At❤️:「(もしかして…」
At❤️:「バッ)あっきぃ…?!」
Mz💜:「はい?…あっきぃ…?」
Mz💜:「いや、俺…まぜ太ですけど」
At❤️:「…あぁ、そっか…いや、ごめん」
At❤️:「(あっきぃが追いかけて来てくれて、”一緒に帰ろう”と言ってくれるはずもないのに」
At❤️:「なに勘違いしてるんだろう…俺(ボソッ」
Mz💜:「なんか言いました?先輩」
At❤️:「…あぁ、いや…独り言だ、気にしないで…」
Mz💜:「…ねぇ先輩…もしかして、泣いてました?」
At❤️:「(なんでこいつ…わかるんだよ…」
Mz💜:「先輩、高校生になっても泣いちゃうんですねぇ〜」
At❤️:「(そう言って、目の前にいる悪魔みたいなやつは馬鹿にした言い方で笑う」
At❤️:「(ダメだもう…怒る力もないや…」
At❤️:「あぁ…そーだよ…」
Mz💜:「ふぅーん…なんで泣いたんですか?」
At❤️:「(誰がお前なんかに教え_」
Mz💜:「ジィー)」
At❤️:「(グッ…めんどくさいやつだな、やっぱり」
At❤️:「はぁ…」
At❤️:「失恋したんだよ、俺」
Mz💜:「ふぅーん…」
Mz💜:「俺にやっとチャンス来た(ボソッ」
At❤️:「(チッ…こいつ…俺がしゃーなしで教えてやったのに何だよその態度…興味ないなら最初から聞_」
At❤️:「(まぜ太は俺のことを思いっきり自分に近づけた」
At❤️:「うわっ、何だよ…近_」
Mz💜:「先輩、好きです」
At❤️:「(真剣な顔で急な告白をしてきた」
At❤️:「は、はぁ?」
At❤️:「あぁーわかった、罰ゲームだろ?そんなめんどいことに巻き込まれ_」
Mz💜:「はぁ…罰ゲームな訳無いでしょ…」
Mz💜:「あんな、アピールしてたのに気づいてなかったんですか?」
Mz💜:「はぁ…鈍感すぎ…ま、そこも好きだけど(ボソッ」
At❤️:「…へ?」
At❤️:「(いやいやいや…こいつ…正気か?」
Mz💜:「手握)俺…一目惚れしたんですよ、先輩に」
At❤️:「…は?」
At❤️:「(嘘だろ…いや、嘘に違いない…」
At❤️:「待て待て、冗談きついぞ…?」
Mz💜:「だーかーらー、冗談じゃないんで」
Mz💜:「これから、俺本気出すんで」
Mz💜:「絶対、俺のこと好きにさせてみせます」
Mz💜:「覚悟…していてくださいね(耳元」
コメント
11件
... なんでこんな、天才なの君は! 私は絵も物語も死んでるけど、君はどっちもうまいじゃん!! 泣きそう...🥲
わぁぁぁ!✨ 待ってました! まぜあとになってきたねぇ
続きだぁぁぁ!!ぽんちゃんなんか久しぶり?気のせいかな?