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63日目

 

 

やっぱり、絵名のチャットが気になるな。

 

 

…何かあったとしか思えない。

 

 

……気になるし、心配だな。

 

 

奏の元気も無いし…皆、どうしたんだろう。

 

 

まふゆ


雨音が響く。

 

 

今日は雨だからか気持ちもいつもより更にどんよりと湿っている。

 

 

『……私が、強かったのなら…』

 

 

何度悔やんでも過去は変えられない。

 

 

変えられるとしたら、ミライだけ。

 

 

『…悔やむと書いて、ミライ……』

 

 

久しぶりにその曲を聴く。

 

 

『……落ち着く、、、懐かしい、な。』

 

 

イヤホンで1人のセカイに引き篭る。

 

 

この曲を聴いてると、色んな事を思い出す。

 

 

辛かった思い出、楽しかったような思い出、苦しかった思い出、嬉しかった思い出、嫌になる思い出……本当に、沢山。

 

 

『……自分から、動かないと…、?』

 

 

私は悔やむと書いてミライを止めて、近くにあったカッターで少し腕を切った。

 

 

傷口から血がポタポタ垂れてくる。

 

 

『……』

 

 

その血を、小さい瓶に詰めた。

 

 

『…』

 

 

瓶の中に水を入れて、血と混ぜる。

 

 

そして、それを飲んだ。

 

 

 

『ッ……お゛ぇ゛…』

 

 

血の濃い匂いと味を水がカバーしようとしても血が勝って吐き出したくなる。

 

 

…それでも、私は頑張って飲み干した。

 

 

口から水が垂れてくる。

 

 

『ゴクン……はぁ、はぁ、、』

 

 

水に混ぜれば飲める、と思ったけどやっぱり血は上手く飲めない。

 

 

どうして何だろう

 

 

前は美味しく感じたのにな…あ、そういえばその時は何日も食事をしてなかった……。

 

 

 

『……もう少し、飲もう…きっといつか美味しいって感じる時がくるはず、』

 

 

 

それで私が皆の前で血を飲んだら、きっと……


 

『嫌ってくれるよね…?』

 

 


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