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みこちの語尾ににぇがあるときとないときがあります
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー太陽系第三惑星地球にて。
2xxx年、地球は滅びた
突然生まれた新型ウイルス「Luminous」は人々、嫌世界の生き物の体に寄生し骨の形を変えられ、まるでアニメに出てくる魔物のような姿になってしまう。また、寄生された人間は理性を失い、なんでも関係なく殺す。
そこで生き残った人類は地球から離れ、人類の生存域を彗星にすることを決める。
それが、新しい人類の住みかの「移動型惑星metal」の始まりであった。
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何てことない朝だった
いつもとなにも変わらない朝
この惑星に移住してから、なんにも変わらない朝
地球と違って季節がなく、窓からいつ外の風景をみてもなにも変わらない
変わらないのは風景だけじゃない
あの日、ウイルスで人類が壊れ始めた日から私…..さくらみこはなにも変わってない
本来なら仕事についてこの惑星でミンナガ生きれるように頑張らなきゃいけないのに…..
「みこさーん!帰りましたよ~!」
「….ふぶちゃん」
「今日はパンもらっちゃいましたよぉ~」
「みこさんは何がいいですか?いろいろありますよ!」
「….」
「ゆっくりえらんでいいですからね!では、まだ仕事があるのでまたあとで!」
ふぶちゃんは奇跡的にウイルスに感染せず、この惑星に移住できたみこの知っている唯一の友人である。
ふぶちゃんに今日も仕事任せちゃって….申し訳ないなぁ
本来ならみこがしなければいけない仕事も全てふぶちゃんがやってくれているのである。
「……なんでみこがいきてるんだろ…..」
憂鬱な気持ちになっている時
「きゃぁぁ!!」
「…..悲鳴? 」
「だ!誰か医療班を!!」
「…..?」
気になり外を見てみると
「…ふぶ、ちゃん?」
外で倒れているのは紛れもない、白上フブキであった
「ハッ…..ハァハァな、なんで…?」
いかなきゃ
そう思う頃にはすでに体が動いていた
「ふぶちゃんッふぶちゃんッッやめて!独りにしないで….」
「ふぶちゃん!!」
「….み、こさん」
「死なないで!死なないで!」
フブキは医療ボックスを持った医療班に運ばれていく
それから五時間後、フブキは簡易病院にいた
「ふぶちゃん….大丈夫…?」
「うん….こんなの平気だよ!だから心配しないで!」
「で、でも」
「ダイジョブだよ!」
「ちがう!大丈夫なんかじゃない!」
「先生から聞いた!ふぶちゃんウイルスにかかったんでしょ!大丈夫じゃないよ….」
「….聞いてたんだ…..」
今まで明るい顔をしていたフブキの顔が少し暗くなる
「ごめんね…..みこさん」
「……やだ」
「やだ!そんなのやだ!もうこれ以上友達が消えるのは嫌だよ….! 」
「ごめんね….ごめんね…」
フブキの顔にはいつの間にか涙が流れていた
「ご…めん…ね」
「次は、みこが助ける番…!」
「えっ……」
「薬を作る!絶対ふぶちゃんを助ける!」
「むりだよ….そんなの…」
「次はみこが助ける番だから!絶対助けるから!!」
フブキは泣き顔でくしゃくしゃになった顔で言う
「ありが、、とう………!」
こうしてさくらみこの長い旅が始まった