まず始めにこの話の主人公を紹介しよう。
この話で出てくるのはボイシングの皆さん。
ボイシングの皆さんはマフィアで、特殊な能力を持っている。
さて、話が少しずれてしまったな、
この話の主人公は…
人々の欲望が飛び交う
『オークション』。
3000万‼︎7000万‼︎1億‼︎1億5000‼︎3億‼︎
そこで俺が見たのは、
LAN『六億ー。』
いるま『⁈』
後に俺の主人になる男の「本気」だった。
『おい。モタモタしてんじゃねーぞ。お前らはこれから売られるんだからな。』
いるま『…チッ』
俺はいるま。物心がついた時から、俺は売り物だった。
10歳の頃から汚れるような仕事をさせられていた。
そして、
14歳になった今、
俺は「売られた」。
オークションの内容はこうだ。
商品が前に出て能力を披露する
その能力が気に入った物は値段を言っていく
というものだ。
至ってシンプルだが、俺ら「商品」にとっては、「生きるか死ぬかの境界線」なのである。誰も値段を言わないということは、「誰もいらない」というのと同じ事になる。だから、「処理」されるのだ。俺らはこれに怯えながらオークションに出ている。
『おい!いるま‼︎俺たち売れるといいな!』
いるま『…あぁ、そーだな、』
コイツは俺の親友。
俺の生きがい。
俺はコイツしか信用できないし、コイツも俺しか信用できない。
「本当の親友」。
出来れば、コイツと一緒の所がいいな。
『…んお‼︎俺の出番だな‼︎じゃ、行ってくるわ‼︎』
いるま『おー、いってら。』ニカッ
いるまの親友視点
俺はいるまの笑顔が好きだ。
見るととても安心する。
そんないるまに、俺は心を救われた。
今日はオークションの日。
コイツと、別れるかもしれない。
でも、堂々としなきゃ。
いるまに怒られるなw
『では次‼︎No.4941‼︎』
『…こんにちは‼︎』
『ーでは‼︎No.4941を買いたいという方いらっしゃいますか〜‼︎』
…
……?
オークションとは似つかない「静寂」。
静寂がこの場を支配した
ということは、
『いらっしゃいませんか〜‼︎……居なさそうですね‼︎はい、では次‼︎』
売れなかった。ということだ。
『こい‼︎』
俺が知らない人に連れられるとき、親友の姿が見えた。
この時くらい、笑っててくれよ。
いるま視点
アイツが、売れなかった…?
…?
ってことは、アイツは…?
『ウワァァァアア‼︎‼︎』
薄っすらと聞こえる叫び声。
その声は、俺の親友の声と酷く似ていた。
死んだ?俺の…生きがいが?
嘘だ。嘘に違いない。
アイツが…死ぬわけ
『はい‼︎No.4941の始末が今終わったと連絡がきたので再開しようと思います‼︎』
…え?
え?
「始末が終わった」?
No.4941?
『おぉ‼︎俺いるまの一個前だ‼︎俺はー
俺の親友が…死んだ。
そんな現実を俺は叩きつけられた。
俺は、何のために生きていけばいいかー、
『では次は参りましょう‼︎No.4942‼︎』
わからないよ。駿。
LAN視点
はぁ〜ぁ、いいの居ないなぁ…
すちも面白い奴居なくて寝てるよ、
こさめも眠たそうだな…
『では次へ参りましょう‼︎No.4942‼︎』
ビリィッ
会場の雰囲気が変わった…?
すっちービックリして起きた…
観客の圧が…
いるま『…』
LAN『ッ‼︎』
欲しい。
LANがいるまを最初に見て思ったことは、
欲しいという言葉だった。
これが、いるまの運命を帰るきっかけとなる
コメント
4件
ウギャー!めっちゃ好きです!!!神ですか?神ですよね!(?)ほんとにこういう系好きです!!!続き待ってます!!!
こういう系ガチで好きッ! 続き待ってます!!