「泳げないりすさん」
池のほとりで、あひるさんとかめさんと白鳥さんが、池の中の島へ行って遊ぶ相談をしていました。そこへ、りすさんが遊びに来ました。りすさんも、みんなと一緒に、島へ行きたくなりました。そこで、
「僕も一緒に連れて行って。」
と、みんなに頼みました。
「りすさんは、泳げないからだめ。」
みんなが言いました。そして、みんなが言いました。そして、みんなは池に入ると、島の方へ泳いでいってしまいました。りすさんは、一人ぼっちになっってしまったので、家へ帰りました。みんなは島に着きました。島には、すべり台やぶらんこが、ありました。しかし、遊んでいても、少しも楽しくありません。
「やっぱり、りすさんがいたほうがいいね。」
「でも、りすさんは泳げないからな。」
白鳥さんとあひるさんが言いました。かめさんはしばらくしてから、
「うん、いい考えがある。」
と言いました。
次の日、りすさんが、池のほとりへ行ってみると、みんなが遊んでいました。
「りすさん、昨日はごめんね。」
「今日は、一緒に島へ行こうよ。」
白鳥さんとあひるさんが言いました。かめさんは、
「りすさん、りすさん、僕の背中に乗りなさいよ。」
と、声をかけました。りすさんは、にこにこしながら、かめさんの背中に乗りました。かめさんの背中に乗ったりすさんを囲んで、みんなは島へ行きました。
終わり







