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ロイ「あれ、シャルロット、元結もとゆい変えたの?」

ルイス「ん…へぇ、気づかなかった私があげたのどうしたの?」


シャル「え、えっとデスネ」


元々シャルロットが身につけていた白と黒が特徴的な元結もとゆいはルイスに貰った物でるある。本来のシャルロットはルイスに貰った元結を肌身離さず常に身に付けていた、それを急に他の元結に変えたのだ。





シャル「友達から頂きまして…」

シャル「ルイス様から頂いた元結は今日は部屋にありますよ」

ルイス「…やっぱり変わったね」


シャルロットはどんな人に元結を貰ってもルイスから貰った元結以外を身につけたは無かった。それ程この元結を渡した人物は大事なのだろうか、そうルイスは思った。




ルカ「シャルーーー!!!」


突然後ろから声が聞こえ、その方向を見ると手を振りながら走ってきているルカが居た


シャル「ルカ?」


ルカ「お菓子めっちゃ成功したよ!」


シャル「!?」

ルカ「シャルがエプロンくれたおかげで汚れを気にせずに生クリーム泡立てたからすごいふわふわ!」

シャル「ふわ…」

ルカ「今日のお茶会は楽しみにしてて」



あれ以上にふわふわ!?頭の中が生クリームの事で埋め尽くされながら頷く。



(ふふ、ふわふわなまくりーむ


ルカ「シャル、元結解けてるよ?」

シャル「えっ…」

ルカ「ふふ、首振りすぎだよ、ほら後ろ向いて括ってあげる」

シャル「はーい父様〜」

ルカ「父様にった覚えはないぞ〜!」


ぺち、と軽く頭を叩き青色の元結を解き、髪をまとめてリボン結びをする。ルカが結ぶ時は毎回リボン結びになる、これで解けないのが1番すごい。


シャル「やっぱり人にやってもらった方が楽だな…」

ルカ「じゃあ毎日括ろうか?」

シャル「そうだな、お願いするね」



?なんでルイスは睨んで来るの?ロイ?なんで顔赤くなってるの?



?状態になっているとたまたま聞いていたクラスメイトに叫ばれた。


「おーい!そこでやってんなバカップル!」


「場所考えろー!!」


「ほぼ婚約じゃねーか時と場合考えろーー!!」


シャル「カップルじゃないし婚約でもない!!」

ルカ「ぶふっ」


ああ、そういう事か…日本で言う毎朝俺に味噌汁を作ってくださいみたいなものだったか。


まぁとはいえ嫌ではないし楽になるから括ってもらお♪



ルカ「うちの嫁と仲良くしてやってくださーい!」

シャル「誰が嫁だ!」


嫁、と言い肩を組んで来たルカに蹴りをかます。


シャル「ほんっとにあいつらは…ロイお兄様、ルイス様、失礼します。」


はっとしたロイが挨拶を返した。


ロイ「う、うんまたね、」

ルイス「チッ」


(ロイには聴こえてなくとも俺には聴こえてるからな?




____________


お茶会にて


もふ、ふわ、もち


シャル「す、すごい、もふふわもちが」


苦めの紅茶を挟むことで飽きることなくお菓子を食べ続ける。


ルカ「今日は魔力沢山使ったから、沢山食べな」

シャル「うん…あむっ。」


シャル「太っちゃうかもしれない」

ルカ「シャルは痩せてるしちょっと太った方がいいと思うよ」

シャル「貴族が太ってるのちょっと嫌じゃない…?」

ルカ「俺が太ったくらいで嫌うと思う?」

シャル「…思わないなぁ…まぁいっか」


シャルロットは考えるのをやめた。






____________

「…日に日に距離が近くなっている」

「本当に付き合ってないの?」

「あれで付き合ってないは恋のキューピットも手に負えないすると思う」

「甘すぎて愛の神ですら砂糖吐くと思う」





等など色々聴こえてくるが…俺は何も聞いていない。



窓から入って来た風に身体がぶるりと震える、秋も終わりが近づいて段々と気温が低くなり空気が冷たくなってきた。


シャル「っ…寒い」

ルカ「シャルは寒がりだね、温風いる?」

シャル「要る〜」


そよそよ、と冷たくない暖かい風がシャルロットの身体を温めていく。 ルカがポットに入れて持ってきてくれたココアを飲みながら、うとうとする。



シャル「おれもうルカがいないと生きていけないかも…」


おやつにご飯に温風、寒かったら収納魔具からブランケットが出てきて、眠かったら肩貸してくれるし……








(あれ?俺の本当の役目忘れてない?


これから来るロイのハーレムに巻き込まれないようにして、虐めていない証拠を集めて、魔道大会での決闘を避けないと行けないし…



(えっと、うーん…と…




こてん、眠ってしまったシャルロットの持っていたココアを回収して、ズレたブランケットをなおしルカは本を取り出しページをめくった。


______________






(俺最近ルカにお菓子もらって勉強して寝てくらいしかしてないよ!今の俺をシャルロットが見たらどうなっちゃうの!



…あれ?ルカってシャルロットの番外編小説で同じ部屋だっけ…え?シャルロットと同室はロイじゃなかった?


え?…本来シャルロットはロイと同室で、いやいや俺の考えすぎた俺が来たことによって内容が変わったんだ。

ダメだ本編を忘れてきてる、今のうちにノートに書き写しておこう。



_____________


魔具 収納

道具によって入る量が異なる。ある程度の物が入り重さを感じない。


秘密ノート

自分しか開けられないノート、壊そうとしても壊れず本人にしか開けることは出来ない。

エプロン

汚れが着きにくく落ちやすい。


元結

身につけると防御力がupする



______________

7話 エンド 122


…すいませんこの2人の絡みが好きすぎて本編を進めるのを忘れていました次回から進めます。


ルカは不思議なことは多いいですがシャルロットの敵に回ることはありません


シャルロット(いないと生きていけないかもな・好き…?)→→→→←←←←←(お世話したい・好き)ルカ



付き合えよ

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コメント

1

ユーザー

2人の絡み最高です!癒されますᕷ*.°

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