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部室の空気が、いつもより重く湿っている。
窓の外は夕暮れ。取り壊し予定の古い部室に、薄暗いオレンジの光が差し込む。坂田誠はソファに深く沈み、木刀を膝に置いたまま動かない。
制服のシャツはすでにボタンが二つ外れ、鎖骨が露わになっている。
誰が外したのか、本人にもわからない。「先輩……今日の依頼、受けちゃいましたよ」志村新が、静かにドアを閉める。
いつもは胃を押さえて叫ぶメガネが、今日は妙に落ち着いている。
手に持っているのは、依頼のメモではなく、細い縄(文化祭の飾り用のはずのやつ)。「縄……? お前、何企んでんだよ」誠の声が少し掠れる。
死んだ魚の目が、初めてわずかに揺れた。そこへ、レゼが音もなく背後に立つ。
チョーカーを指で弄びながら、誠の首筋に息を吹きかける。「誠くん、逃げないでね?
今日は……私と新八くん、二人で誠くんの『銀さん』を、全部剥がしちゃうから」レゼの指が、誠のシャツの裾をゆっくり持ち上げる。
冷たい指先が腹筋をなぞり、誠の体がビクッと跳ねる。「っ……レゼ、触んな……!」「触らないわけないよ。
ここ、いつも死んだ目してるくせに、触るとこんなに熱くなるんだもん」レゼの唇が、誠の耳たぶに軽く触れる。
湿った息が耳の奥まで入り込み、誠の肩が震える。新八が静かに近づき、誠の両腕を後ろに回して縄で緩く縛る。
きつくはない。でも、逃げられない程度に。「先輩、いつも俺のこと『メガネ』って馬鹿にするじゃないですか。
今日は……その罰、ちゃんと受けてもらいます」新八の声が低い。
普段のツッコミ役とは別人のように、指が誠の脇腹をゆっくり這う。
そこを軽く押すと、誠の腰が跳ね上がる。「うっ……新八、お前……!」「反応、いいですね。
ここ、毎日見てたから……先輩の弱いところ、全部知ってるんですよ」新八の指が、誠の脇から腰骨へ、さらに内腿の付け根近くまで滑り落ちる。
触れるか触れないかの距離で焦らす。レゼが誠の顎を掴み、強引に顔を上げさせる。
瞳が近い。赤みがかった瞳が、誠の死んだ目を覗き込む。「誠くん、目が潤んでる。
可愛い……壊したくなる」レゼのもう片方の手が、誠の胸元を滑り、乳首の周りを円を描くように撫でる。
直接触れず、布越しに焦らす。「っ……やめろ、レゼ……! 俺は……銀さんだぞ……!」「ううん、もう銀さんじゃないよ。
今はただの、感じやすい高校生の誠くん」レゼが誠の唇に指を這わせ、軽く押し込む。
誠の口が開き、指が舌に触れる。
レゼの指を、誠が無意識に軽く舐めてしまう。「……ふふ、素直」新八が後ろから誠の首筋に唇を寄せ、軽く歯を立てる。
痛みと熱が混じり、誠の体が弓なりに反る。「先輩のここ、いつも隠してるけど……本当は敏感なんですよね?」新八の息が首筋を這い、誠の体が震え続ける。レゼが誠のシャツを完全にたくし上げ、腹から胸まで舌を這わせる。
ゆっくり、ねっとりと。「熱い……誠くんの肌、熱くて……美味しい」誠の息が荒くなる。
縛られた手がもがくが、縄は緩くても解けない。「待て……待てって……! お前ら……マジで……!」レゼが誠のズボンのベルトに指をかける。
ゆっくり、音を立てて外す。「文化祭の花火、誠くんの体で試してみようか?
導火線、こうやって……ここに巻いて……」レゼが細い導火線を、誠の腰骨に沿って這わせる。
火はつけていない。ただ、冷たい紐が肌を這う感触だけで、誠の体が震える。新八が誠の耳元で囁く。「先輩、俺の胃痛の原因は全部あなたです。
だから……今日は、全部吐き出させてください」新八の手が、誠の内腿を強く握る。
誠の腰が跳ね、声が漏れる。「あ……っ」レゼが満足げに笑う。「ほら、声出ちゃった。
もっと……出して? 誠くんの全部、私たちに見せて」部室の空気が、熱と甘い匂いで満たされる。
誠の「俺はただの怠け者だ」という自己認識は、
今、完全に溶かされ、
代わりに「感じて、乱れて、壊される」運命が刻み込まれていく。外では文化祭の準備の喧騒が遠く聞こえる。
でもこの部室の中だけは、
三人の吐息と、誠の抑えきれない小さな声だけが響いていた。