TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

思いつきを書いていきます

一覧ページ

「思いつきを書いていきます」のメインビジュアル

思いつきを書いていきます

6 - 第6話 おどみん 植物状態 凸さん目線

♥

11

2024年12月21日

シェアするシェアする
報告する

俺は、いつまで眠っていれば良いのだろう。


もう、さ。


わからなくなってきちゃったよ。


でも、そんな時にきてくれる色_


うたちゃん。


う「差し入れ…って言ったってまた家に置くことになるね。凸さん」


また、くれたのか。ありがとう。


俺の家は物で溢れているんだろうな。


う「…久しぶり。元気にしてた?」


元気にしていたよ。


う「こっちはね〜またおどろくさんがPONかましているよ。」


またおどろくさんか…あの人、書類もあり得ない程、ミスするよな


う「リーダーだと言って、敵と真剣勝負するのだ!!って言ったんだよ?今までセコい手しか使ってない敵にさ?」


おもろすぎんだろw真っ直ぐ勝負っておどろくさんらしいな


う「それで案の定こっちもセコい手を使って始末出来た訳なのよ。」


流石、うたちゃん。いっつもセコい手だけは思いつくよな


う「ほんと‥おどろくさんらしい考え方だよね」


うたちゃんも同じ考えだったか。


するとうたちゃんが_


う「凸さんがいないから私の中では八色しか無いよ…」


…俺が足りないってこと?


う「それなのにさぁ…凸さんが居ないから、いっつも色素が無い感じがするよ」


…ごめんな。うたちゃん。


俺は、もううたちゃんの”色”にはなってあげられない。


起きる方法なんてわからないから。


それに、もうすぐ脳が死ぬらしいんだろ?


そしたらさ、もううたちゃんの言っていることも理解出来なくなってしまう。


…そしたら本格的にお別れだな。


う「…もう、こんな時間なんだな」


そっか、うたちゃんは任務か。


う「…また、来るよ。」


大丈夫、俺の脳が死なない限り_ずっと待ってるよ。


バタン…







その日の夕方_


う「ごめん‥遅くなった」


また、来てくれたんだな、


う「今日は、さ。もう凸さん起きなさすぎじゃん。」


いや…起きる方法がわからないから_


その瞬間_


チャキッ


う「これで、時間内に起きなかったら、殺す」


うたちゃんが銃を構えて来た


…嘘だろ?


う「ご」


…これ、うたちゃん本気だな


う「よん」


…まずいな


う「さん」


起きなきゃ、殺される。


う「に」


…諦めようかな


う「いち」


よし、そうしよう


う「ぜ_


その瞬間_急に目が覚めた


久しぶりに天井が目に入った。


視線をすぐにうたちゃんに向けようとするが_


凸「ゴホッ‥ゲホッゲホッ」


二年と言えど、流石に直後の会話は無理か


凸「うた、ちゃ_


その瞬間_


ガバッ


うたちゃんが飛びついて来て


凸「!?、うお」


う「凸さん!!」


なんか、涙目だ。


う「‥凸さんなら起きるって信じてた」


凸「心臓に悪かったけどな」


いや、あれはガチで心臓に悪かった。


う「いいじゃん。起きたから」


うたちゃんは適当だなぁ


俺は銃を指差す


凸「ちなみに、弾入ってるの?」


う「もちろん」


…こいつ、俺を本気で殺す気か


凸「…うたちゃんって本気で俺、嫌いだね」


う「え!?、そういう訳ではない。本気で起こそうとしただけ」


うたちゃんが遠く_いや近くを見ているのかもしれない。


何処かを見つめる


そして一言。


う「ありがとう、凸さん。これでやっと色が埋まったよ」


俺も、うたちゃんに色を与えられて_良かった。


loading

この作品はいかがでしたか?

11

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚