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「はーい皆さんはじめましてー!」
大きい館内にそう声が鳴り響いた。仮面を被った白髪の女。鳴り響いた声に白雪が、少し反応した。なにか脅えているように見える。
「えー、これから皆さんには小ゲームをゴホ沢山して、楽しんでケホケホもらいます!ゴホ」風邪気味なのかなと思いつつ静かに聞く。「ゴホケホケホヴッヴンえー、失敬。」「まずはこの眼鏡をかけていただきます。」手元に配られたのは少し特殊な形をしたメガネだった「そちらをつけて頂くと選択肢…がケホ見えるようになります。そちらを選ぶと欲しいアイテムやりたいこと等が選べます。ぜひ有効活動してください。」そう話を続けた仮面を被った人間が話す「あっ、申し遅れました。私、ゲームマスターとお呼びください。」思考が読まれた…?なんて、漫画の読みすぎだ。「今から始めるのはかくれんぼです。1時間あるので頑張って”生き延びて”ください!」と言われ勢いで走り出した。何となく隣の隣の部屋の見つかりにくそうな物陰に隠れる。「ほえーここいいね〜」何も言わずに着いてきた白雪。少し驚きつつ白雪が詰めろと言うので奥に入り黙る。そして、少しぼ〜〜っとしていると微かなもの音が聞こえた、妙に静かなので、ほんとに小さい音でも反応できるような場所。(カタカタ ゴトンッッッ)重いものが地に落ちるような大きな音が鳴る。 そのすぐ後、「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」大きな叫び声がした。「な、な、に……?」「……ちょっと見る、」少し物から顔を出し、バレないようにあちら側を見る「…………!…………は……?」視線の先には女性の首がありえない方向に曲がり血まみれの遺体と、それを掴んでいる化け物。人間じゃない。動物でもない。生き物なのに訳の分からない形をして、目が体の全体に沢山ある。「う”……」人の死なんて目の当たりにしたことが無い。吐き気がしてきた…。「ぁ、、あ”…」声が聞こえた。人間の声じゃない。化け物の声。即座にもの陰に隠れ背を縮ませる。「なに?な、、にがあったの?」僕の様子を見て少し悟っている白雪。黙ってくれ、と頼むと不思議そうに背を縮ませ丸くなり。黙る。文字で表せない音を鳴らせながらそれが近づく。「あ、、あ”マ ……ャ…し……ィ」声が出ないように口を手で塞ぐ白雪。自分も背筋がゾクとした。本能が反応しているのだろう。化け物が廊下を通りすぎ自分たちが今安全なのかを確かめた後に気づく。「優斗達に連絡しないと…」『おい!優斗!』『なんだよ?隠れんぼ中だぞー。?』『知ってるよ。ここ、なんか普通じゃないぞ。』『は?』『なんか、化け物がいるんだよ、』『なに、お前どうしたの?』
連絡だけ済ませ、スマホを閉じる。「ね、ねぇ…な、に?あれ…」「…俺も…分からない…」