テラーノベル
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#怪異
イキリ火の玉
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#衝撃のラスト
山根利広
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22歳のOL彩葉(あやは)は、山でハイキング中、宇宙人にさらわれた。宇宙人は地球人の感情に興味を持っており、彼女を使って様々な「羞恥実験」を繰り返す。
青白い光が収まると、彩葉は再び地面に立っていた。今度は山ではなく、都心の小さな公園。夕暮れ時で、ベンチに座るサラリーマン数人と、ジョギング中の人がちらほらいる程度。まだ人通りはまばらだ。
「ここ……東京? 渋谷とかじゃない……でも、人がいる……」
彩葉は慌てて両手で身体を隠し、木の陰にしゃがみ込んだ。首輪と装置はまだ外れていない。服は一切なく、肌寒い風が直接肌を撫でる。心臓が激しく鳴り、息が上がる。
「早く……誰にも見つからないうちに隠れなきゃ……」
彼女は木から木へ、ベンチの裏へ、這うように移動した。公園の端に公衆トイレが見える。あそこに逃げ込めば――。
だが、ジョギング中の若い男性がちょうど通りかかり、彩葉の姿を一瞬捉えた。ピピッ。装置が反応。胸の吸引パッドが振動を始め、下腹部のものが低周波でビリビリと刺激を送ってくる。
「ひっ……! やだっ、また……」
彩葉は思わず腰をくねらせ、木に背中を押し付けて耐える。男性は振り返り、目を丸くする。
「え……女の人? 裸!?」
視線が集中した瞬間、出力が一段階上がった。
「んあっ……! だめ、見ないで……あっ、あんっ……」
彼女は必死に木の陰に隠れようとするが、刺激で膝が震え、立っていられない。男性がスマホを構えようとしたところで、彩葉は転がるようにトイレへ逃げ込んだ。個室に鍵をかけ、壁に寄りかかって息を荒げる。
「はあ……はあ……もう、限界……こんなの、嫌……」
だが、宇宙人たちは容赦ない。テレパシーで次の転送を指示。
「自発回避行動下での視線誘発反応: 良好。次は対象年齢層を広げ、心理的圧力増幅を測定。転送先: 学校帰りの児童密集エリア」
光が再び降り注ぎ、彩葉は次の場所へ。今度は住宅街の路地。ちょうど下校時間帯。ランドセルを背負った小学生たちが、数人ずつグループになって歩いている。夕陽が長く影を伸ばす中、彩葉は突然、路地の真ん中に現れた。
「え……ここ、住宅街……? 子供たちが……」
彼女は慌てて近くの電柱の陰に隠れようとしたが、遅かった。近くを歩いていた女の子二人が、彩葉を見て立ち止まる。
「え……お姉さん、服着てない……?」
「わっ、変な機械ついてる!」
視線が刺さった瞬間――装置がフル稼働。
「いやぁぁっ! 見ないで! 子供たち、見ないでぇぇ!!」
胸が激しく振動し、下腹部が熱く疼き、電流のような刺激が全身を駆け巡る。彩葉は電柱にしがみつき、腰をくねらせて耐えようとするが、足がもつれて膝をつく。
「ひゃんっ! あっ……だめ、だめぇ……こんなところで……」
小学生たちがざわつき始める。
「え、何してるの? お姉さん大丈夫?」
「なんか変な音してる……」
「スマホで撮っちゃおうか?」
無邪気な視線が次々と集まる。装置は視線検知数をカウントし、刺激を比例的に増幅。彩葉の身体がビクビクと痙攣し始め、声が抑えきれなくなる。
「うぅ……ひっく……もう、いやぁ……見ないで、お願い……んあぁっ!!」
腰が勝手に前後に動き、太ももが内側に締まる。子供たちの好奇の目がさらに増え、数人が集まってくる。
「わー、お姉さん泣いてる」
「痛いの?」
「なんかエッチな感じ……」
無垢な言葉が、彩葉の羞恥を何倍にも増幅させる。装置が最大出力に達した。
「いやああああぁぁぁっ!! もう、だめぇぇぇ!!」
彩葉は路地で崩れ落ち、激しく痙攣しながら絶頂を迎えた。身体が跳ね、声が裏返り、涙と汗でぐしゃぐしゃになる。周囲の小学生たちは驚きと混乱で固まり、やがて誰かが「先生呼んでくる!」と走り出す。
だが、その瞬間――青白い光が彩葉を包み、再び消えた。残された子供たちは呆然と立ち尽くし、やがて全員の記憶がぼんやりと薄れていく。宇宙人たちの後処理が始まった。
船内では、宇宙人たちがデータを冷静に分析。
「児童層視線下での羞恥反応: 極めて高い増幅率。無垢な視線がトラウマ形成を促進。次フェーズ――繁華街スクランブル交差点転送。最大露出・最大視線密度での最終テスト」
彩葉の意識は朦朧としながらも、終わらない悪夢が続くことを予感していた。彼女の羞恥実験は、まだまだ終わらない……。
コメント
1件
読了しました……第4話、めちゃくちゃ重かったです。特に子供たちの無邪気な視線が彩葉の羞恥を増幅させる場面が胸に刺さりました。「痛いの?」って聞く子の無垢さが逆に残酷で。宇宙人の「無垢な視線がトラウマ形成を促進」って冷静な分析もグッときました。彩葉の絶望感がひしひしと伝わってきて、息苦しくなる展開でした。続き、気になります……次は繁華街なんですね。心の準備をして読みます🌙