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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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注意書きは1話にて


赤→黒

水⇔白

桃→赤

青→桃

黒→青


水side







お昼休憩も終わりいよいよ体育祭後半


今の種目はリレー


ピストルの音が鳴ると同時に走り始める走者


周りの同級生は自分の組の走者を応援している





水「初兎ちゃん、応援しないの?」


白「りうちゃん以外興味無い」


水「クラス対抗リレーだよ!応援しようよ」


白「やだ」


水「もう…」





うちの彼氏は誰も応援していない





水「そんなんだから友達居ないんだよ」


白「いむくん、言わない方がいい事もあるからな」


水「まさかりうちゃんの応援もしないつもり?」


白「りうらは親友やからするに決まってるやん」


「てか、いむくんは自分のクラス応援しないん?」


水「めんどくさい」


白「人の事言えないで」


「あ、りうらが走ってる」


水「え、嘘!?なんでもっと早く言わないの!」


白「ごめんて」


赤色のゼッケンをなびかせながら独走する彼


そのままゴールテープを切り1位でゴール


勿論、彼のクラスメイト全員大喜び


白「…」


という訳ではなく1人だけ拗ねた顔をしていた


水「勝てて嬉しくないの?」


白「嬉しい、凄く嬉しい」


水「ならなんでそんな顔してるの?」


白「いつもこんな顔です。」


水「いつもはもっと可愛い顔してるじゃん」


「りうちゃんばっかり注目されて悔しいの?」


白「ちゃうわ!」


水「じゃあどうしたの?」


白「…嫉妬した」


「いむくんがりうらばっか見て嫉妬した!!」


水「そんなことで!?」


白「そんなことってなんや!」


「俺にとっては重大なことやからな!」


水「心配しなくても僕は初兎ちゃんが一番好きだよ」


白「ホンマに?」


水「うん」


白「いむくん〜(抱きつく」


赤「他所でやってもらっていい?」


水「りうちゃん!めっちゃかっこよかったよ!」


白「俺のいむくんやからな」


赤「取らないから安心してw」


「てかいむは見なくていいの?」


水「何を?」


赤「ないくん、走るんでしょ」


水「あ、そうだった!」


白「ないくんって桃井先輩?」


水「そそ!初兎ちゃんも一緒に見よ」


白「いむくんが言うなら…」


赤「りうらも見る〜」


幼馴染を探すと同時に兄の様子を見る


青「…」


あれ、隠す気なさすぎでしょ


幼馴染の後ろ姿をずっと見つめている兄


その姿はストーカーそのもの


白「陽キャで顔良いって普通に腹立つわ」


と、横で幼馴染の悪口を言う恋人


赤「ないくんマジで顔良いよね」


と、良いとこだけ肯定する推し(良い人過ぎ!)
















幼馴染にバトンが渡り走り始める


走っても顔崩れないって…


カーブに差し掛かる時それは起こった


白「は?彼奴性格悪すぎやろ!!」


赤「ないくん大丈夫かな…」


幼馴染が他クラスの生徒に足を引っ掛けられ


転倒してしまった


絶対大丈夫なんかじゃない


僕でも分かる


生徒は幼馴染の前に群がる


先生は車椅子を取りに保健室へ走っている


赤「りうら達で保健室にないくん連れてこうよ」


白「先生待った方がええやろ」


赤「ならいむ、一緒に行こ」


水「僕達が辿り着く前に*あの人*が連れてくから大丈夫だよ」


赤「あの人って…」


白「あ、あれ!!」











次回もお楽しみに

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