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イタリア?視点ーーーーーーー
🇮🇹「にほーん!」
そう言って日本?に抱きつく。
🇯🇵?「?!、びっくりした、、」
そう言って猫耳をぴくぴくさせる。
嫌がりながらもやらせてくれる。
その状態が安心する。
そんなことを考えていると、
🇩🇪?「おい?!仕事終わってないのによくそんなことできるなぁ、、、」
呆れたようにいう彼。
その後ろには仲間のフィンランド?がいて。
🇫🇮?「もうしょうがねぇから、ウォッカ飲もうぜ!」
そう言ってぐびぐび飲むあの人。
そんないつも通りの仲間たちとの日常。
そんなもの簡単に壊れてしまうって知っているのに。
彼の絶望したような顔が目に入る。
彼とは違うバッチをつけたioが、彼に歩み寄る。
🇮🇹「、、、宣戦布告するんね」
そう言って冷ややかな目で見る。
後ろには、フランス、イギリス、ソ連。
🇩🇪?「、なるほどな、、、」
そう言って悔しそうな顔をする。
🇮🇹「すぐ降参するんね。その方が身のためだから。ね?」
そう言う。
彼の顔はよく見ていたから表情の変化に敏感だ。
その時も、彼の顔が絶望から諦めに変わったのを見ていた。
🇩🇪?「あは、、、あはは、、、 」
🇫🇷?「ついに頭おかしくなっちゃった?」
🇬🇧?「いえ、元からおかしかったでしょう?」
🇮🇹「、、、ねえ、早く降参して、、?」
ioがそう言っても彼は狂ったように笑うだけ。
誰もが諦めて彼を殺そうとしたとき。
がちゃり、と音が鳴って。
目の前には銃口を自分に向けている彼が映る。
苦しそうに笑いながらただ、ioに。
🇩🇪?「今までありがとう」
その瞬間ばんっ、って響いて。
気づいた時には紅い花をさかせている彼が横たわるだけ。
、、、
そして戦争が終わる。
生き残ったのは実質ioだけ。
いや、もうioは幽霊だったのかも。
そう、幽霊。
誰にも気づかれずにただ楽しくないイタズラをする幽霊。
そんな世界。
消えて仕舞えばいいのに。
🇮🇹「ん、、夢、?」
そう、それは夢なのだ。
現にioはこの記憶はない。
ゆめ、ただの夢。
、、、
🇮🇹「ドイツ、、?」
そう言って目をこすりながら廊下へ出る。
そして彼の部屋の前まで行く。
🇮🇹「いないんね、?」
ドアを開ける。
彼はいない。
もう。
、、、。
🇩🇪「、、、」
そう、今は銃口を自分に向けている。
目の前にはドイツ、ロシア、ベラルーシ。
みんな冷ややかな目で見てくる。
🇮🇹「、、、なーんだ」
変わらない。
ただの作られた物語。
🇩🇪「なぁ、寝返ろよ、、?」
彼が催促してくる。
前の彼もこんな気分だったのだろう。
ioは、この状況を過去に経験している。
だからこそこの言葉を言いたい。
🇮🇹「昔のドイツなら、、、」
声が掠れる。
泣いているのかもしれない。
ioは心がとても弱いから。
彼のようにはできない。
🇮🇹「ドイツなら、、」
頑張るんだ、
未来のために。
そして、彼の為に。
🇮🇹「大好きな仲間を置いて寝返られっかっていうんね、」
彼が目を大きく開く。
そして諦めたかのように笑う。
🇩🇪「あぁ、そうかよ」
そう言って彼は歩を進める。
ちょうどioの真ん前まで来て。
ピタリと止まる。
🇩🇪「、、、最後に言い残すことはあるか?」
そうはっす。
🇮🇹「うーん、」
少し考える。
感謝もしたいし、謝罪もしたい。
それでも。
このことだけは。
🇮🇹「また、来世」
そう言って彼より早く引き金にふれた。
死ぬ前に彼の苦しそうで、泣きそうな顔が見えた。
???視点ーーーーーーーーー
私たちは彼の死体に近づく。
そして、そこに落ちている緑色のピッザァの形をした宝石を手に取る。
?「お〜?すっごくいい感じ?」
そう言って彼女の前でおどける。
?「えぇ、このようなものなら”あの人”だって許してくれるでしょう」
淡々と話す彼女をみながら私は呟く。
?「この仕事、、辞めたいって思わない? 」
そう言っても返事はなかった。
🇩🇪「、、お前たちは何者だ」
彼が怒りを込めて言い放つ。
?「うーん、ししゃ?だよ」
そう、私たちは使者。
使者でもあり、この世界の死者でもある。
🇩🇪「、、、は?」
そういう感じのことが普通だろう。
?「まぁまぁ、気にすんな〜?」
そう言って笑ってみせる。
そのようなことをしたが、彼の顔は強張ったまま。
?「、、、気にしないでください。貴方たちはそのまま、、」
そう言って世界から離れた。
そのまま、終わらない絶望に希望を抱いて。