『 !!』
大きく口を開けて子供みたいに笑う
自分の手を掴んで子供みたいに走る
楽しそうに笑っている彼に
少しドキッとした
「 …!笑」
こっちもつられて大きな口で
笑って走ってついて行く
「ここら辺は雪が積もってるんですね。」
『さっき居たのは中央ら辺だからね』
『少し離れたら雪を溶かすための
外用ストーブが無いから寒いんよなぁ~…』
『お母さんもストーブは大事って言ってたし』
お母さん?
「お母さんも妖怪なんですか?」
『人間だよ』
「えっとじゃぁ……ハーフ?」
妖怪味強めの…?
『んは笑』
『実の親は妖怪同士 だから
ハーフでは無いんだけど …。 』
「実の………?」
『まぁ未来の結婚相手だもんね』
『2人だけの話しね笑』
鼻下に指を置いてクスっと笑う
「勝手に話進めないでください」
『んははっ笑』
ん”んっ、と喉を鳴らして話を戻す
『実の両親は小さい頃から居ないんだ』
『…重く捉えないでね?』
「あ、はい…」
『ただ両親仲が悪くて離れちゃっただけ』
『生きてるよ』多分
『だから親戚の
お姉ちゃんに引き取って貰って…。って感じ』
「な…なるほど」
目をジッと合わせて手を握り話す
『……』
『こんな家族の事
言ったのアオイが初めてだから…。』
『責任持って』
目を細めて笑う
『死ぬまで“一緒”に
墓まで持って行こうね♡』
繋いでいる手を優しく剥がして
「…結婚しろと……。?」
「嫌ですよ」
『やっぱ効かないか笑』
「あそこの屋台のやつ食べたいです」
『買ったら~…』
『お金もってる!!かっこいい!!』
『好き!』
『ってなる?』
「金持ちは好きですよ」
「rdさんは…どうかな……笑」
ふっと煽るように笑う
『未来の結婚相手は辛辣だねぇ~♡』
「…キモイ……」
なんで悲しまないんだよ…。
コメント
6件
ふふふふ、ヘヘヘヘ……
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あー…確かに友達や周りが笑ってると 自分も知らぬ間に笑っちゃうよね☆(?) なるほど?そうなんだね!!! その人間のお姉さん、 凄く優しいんだろうなぁ… でも親戚に人間がいるって事は 人間の血を持ってるのかな?(?) あはは、確かにやばい奴だ☆(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!
テラの方のrdさんはなんか どえむみたいになってる