わ ん く
「 赤 × 水 」です 。
曲パロです ( 何の曲か当ててみてね )
変なとこで切ってます 。
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カンカンカンカン …
突然 、一瞬だけまるで宙に浮いているかのようなふわっとした感覚に包み込まれた 。
それは 、ある夏の日の 、ちょっとした悪ふざけをしていたときだった 。
今まで経験したことのない不思議な感覚 。
ガタンガタンと大きな音を立てながら電車が目の前を通過していく 。
赤 「 … あれ 、 」
何か違和感があった 。
いつものと同じ風景のはずなのに 、どこかに違和感があった 。
あの日を境に僕の感覚は少しずつおかしくなっていった 。
数日前 、僕は久しぶりに仲の良い子と学校の前に集まって一緒に遊ぶ約束をしていた 。
時計を見ると 、その針は12時48分を指していた 。
集合時間は 1時 。
ここの踏切から学校までは少なくても20分はかかってしまう 。
今から急いで行っても間に合わない 。
あの不思議な感覚は自分の気のせい 。と言うことにして 、
「 少し遅れる 。 」 と連絡を入れ 、 急足で学校に向かった 。
数分後 、少し遅れてしまったがようやく学校に着き 、れるの姿を探した 。
探し始めて何分経っただろう 。
いつも集合時間に間に合うように来ていた君の姿が 、その日はどこにも見当たらなかった 。
近くの公園 、学校内 、色々なところを探して回ったが 、れるの姿は愚か 、誰かがいた形跡すらなかった 。
諦めて帰ろうとしたとき 、近くで足音が聞こえた 。
驚いて振り返ると 、 そこには先程まで必死になって探していた彼の姿があった 。
赤 「 あ 、れる 、っ 」
「 遅かったけど 、なんかあっt _ 」
そこまで言って 、僕は喋るのをやめた 。
いつもは元気いっぱいな君が 、
その日は 、虚な目をした小動物のようだったから 。
水 「 あぁ 、こえ裙 。 」
「 ごめんな 、遅くなって 。 」
赤 「 全然 、いいけど … 」
水 「 … あのさ 、ちょっと 、遠いとこ行かへん ? 」
その時は珍しいな 。くらいにしか思っていなかった 。
滅多に遠出しようなんて言い出さない君が 、その日は自分から遠出しよう 。なんて言い出すから 。
だから僕は 、二つ返事でOKをした 。
その選択が 、間違いだった 。
僕はその時 、気づいてあげられなかった 。
今でも 、後悔がどっと押し寄せてきて 、その感情に押しつぶされてしまいそうになる 。
しばらく歩いて行くと 、踏切のある場所に着いた 。
その踏切のすぐそばには 、真っ赤な菊の花とキーホルダーの欠片のような小さなプラスチックの破片がいくつも置いてあった 。
それを見た途端 、君は何を思いついたのか 、
赤い目が光っているのにも関わらず 、なんのためらいも見せずに走って飛び込んだ 。
横からは電車がものすごい勢いで 、踏切の中に入ろうとしていた 。
赤 「 れる ッ !! 何して ッ 、 」
ぐしゃ っ 。
赤 「 … ぇ ッ ? 」
僕の小さな声なんかは届くわけもなく 、電車の音にかき消された 。
急いで家に帰って大人たちにこのことを知らせた 。
でもみんな 、ようやくか 。と言いながら彼の死を嘲笑った 。
僕はショックで仕方なかった 。 彼が 、一体何をしたと言うのか 。
そんな中 、ただ1人 、れるの母親だけは 、泣いて悲しんでくれた 。
数日後 、僕と彼の母親はカウンセリングを受けた 。
れるとの関係 、一緒に過ごしていたときの思い出 、最近よく眠れているか … とか 、いろいろなことを聞かれた 。
れるとの関係を聞かれた時 、僕はスムーズに答えられなかった 。
れるの母親は僕の気持ちなんか知るわけもないから 、勝手に ” 友達 ” とだけ答えた 。
もし 、 あのとき … 。
コメント
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ぇ 、待って こんな 神作 ほんまに 見たことないわ ... ❕ 天才やな 、 ほんまに 僕 、 君みたいに 天才的な 考察力 あらへんから 考察とかできひんけど 神すぎ なんか 意味深い 話大好き 水赤 さん 、てっ 本当は 恋人 だった ... ? 水 さん いじめられてた 的な ? なんの曲 か ガチでわかんねぇ ( 更新 あざました っ