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エビフライポテト
38
ある日、ポテト王国の地下深くから不気味な地響きが響いた。
ゴゴゴゴゴゴ……
エビフライポテトと 黒猿龍 が駆けつけると、大地が裂け、巨大な黒い城が姿を現した。
その城の頂上に立っていたのは――
魔界王ゼルガド。
魔界王はゆっくりと両腕を広げた。
「我が名のもとに集え、闇の軍勢よ!」
すると無数の魔物が現れ、王国へ向かって進軍を始めた。
「止めるぞ!」
エビフライポテトが飛び出し、ポテトソードを振るう。
黒猿龍も黒炎を放ち、魔物たちを押し返した。
だが魔界王は余裕の笑みを浮かべる。
「まだ見せていないぞ……真の力を。」
黒い雷が天を裂いた。
「覚醒せよ――魔界王真覚醒!!」
ドォォォォォン!!
魔界王の背中から六枚の闇の翼が生え、巨大な角が伸びる。
その圧倒的な力に、大地すら震えた。
黒猿龍が苦しそうに言う。
「まずい……今までの敵とは桁が違う……!」
魔界王は指を向けた。
「終焉獄滅波。」
黒い光線が放たれる。
王国が消し飛びそうになったその瞬間――
エビフライポテトが前に出た。
「みんなは守る!」
体が黄金色に輝き始める。
「究極覚醒!
エビフライポテト・キングモード!!」
金色の翼が広がった。
黒猿龍も咆哮する。
「俺も行くぞ!」
漆黒の炎が天を覆う。
「黒猿龍・奈落覚醒!!」
二人の力が重なった。
魔界王が叫ぶ。
「消え去れ!」
エビフライポテトと黒猿龍も叫ぶ。
「「絶対に負けない!!」」
そして最後の技を放つ。
「神極サクサク黒炎覇龍砲!!」
黄金と黒炎の龍が天を駆ける。
ドゴォォォォォォォォォン!!!
激しい光が世界を包んだ。
やがて光が消えると――
魔界王の姿はなかった。
王国には平和が戻ったのだ。
その夜。
エビフライポテト「世界救ったし、今日は豪華な飯だな!」
黒猿龍「焼きポテトがいい。」
エビフライポテト「ポテトばっかりだなお前!」
二人の笑い声は、星空の下にいつまでも響いていた。
コメント
1件
読了しました!第4話、すごい盛り上がりでしたね……! 「神極サクサク黒炎覇龍砲」って技名、めちゃくちゃかっこいいのにちょっとお茶目で笑っちゃいました(いい意味で🍟) 最後の焼きポテトのくだり、戦い終わった後の日常が感じられてほっこりしました。エビフライポテトさんと黒猿龍のコンビ、もっと見たくなりますね👀 続きも楽しみにしています!