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あれ…!?!?!?


私…今まで角名くんとどうやって話してたっけ!?


あああああああああ


色々と考えすぎて角名くんをここ最近避けてしまっている。


話しかけられてもなんて答えていいかわからず

『あっ…えっと、そだね…?』とか

『あっ…うん…』とか…




今日に限ってはお昼休みのみんなで食べるお弁当でさえ、私食堂で食べるからと言って避けてしまった。


さすがに陽菜にも申し訳ない…



最悪だ…


私…


はあ…


こんな自分に喝入れるためにカツ丼食べよ…


ピッ


食券のボタンを押す。


そして、食堂のおばちゃんに渡す。


『おばちゃん、カツ丼1つね』


「はぁ〜い、ちょっとまっててね!」



私、、本当に今までどうやって…


付き合ったとして、裏切られるのが怖い。


好きになって、離れるのが怖い。



「カツ丼できたよ!はいよ!」


『ありがとうございます』

カツ丼をお盆で受け取る。



逃げてばかりの私に嫌気がさす____



もっと、踏み出す勇気とか


自分に自信が持てれば____



『はぁ……』


大きな溜息をつきながら席に着くと、


「あれ?美紀ちゃんやん珍しいなぁ」


稲荷崎高校恋愛日誌②

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