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ハイキューらぶ💞
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第1話「始まり」
春。
新しいクラスになって一か月。
菅原孝支は、今日も変わらず周りを気遣っていた。
「大丈夫?プリント貸そうか?」
「荷物重そうだな、持つよ。」
困っている人を見ると自然と声をかける。
その優しさに、女子たちはよく話しかけていた。
「菅原先輩って本当に優しいよね。」
「こういう人、かっこいいなぁ。」
その様子を教室の後ろから見ていた数人の男子は、面白くなかった。
「また女子に囲まれてる。」
「いい人ぶってるだけじゃね?」
「調子乗ってるよな。」
最初は陰で笑うだけだった。
しかし、それは少しずつ変わっていく。
放課後。
菅原は下駄箱を開けた。
「あれ……?」
上履きがない。
何度探しても見つからない。
「どこ置いたっけ……。」
困っていると、近くから小さな笑い声が聞こえた。
「……。」
気づいてしまった。
誰かが隠したんだ。
でも菅原は何も言わなかった。
「誰かのいたずらかな。」
そう笑って自分に言い聞かせた。
その笑顔の裏で、小さな不安が芽生え始めていた。
第2話へ続く。
コメント
1件
読みました…🥀 菅原さんの「当たり前の優しさ」がすごく沁みる回でした。誰にでも自然に手を差し伸べられるのって、本当はすごく難しいことなのにね。体育館の楽しそうな空気と、教室で変わり始める空気の対比がゾッとして、続きが気になります…。この後の展開が怖いけど、ちゃんと読みたいです🌙