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注意書きは第1話などの物を…


それから家に帰るまで、色んな話をしながら帰った。色んな話と言っても、他の運営は何してるんだろうね。とか、何処を探したときに、珍しい色の鳥がいたんだよ。とか。


でも、家に帰った途端レウさんの声色が変わった。怒ってるというより、困ってる感じ。

 「…みどりくん、なんで此処こんなに汚いの!?」

此処、とは運営のシェアハウスの事だ。倒れた棚や、そこら辺に落ちているカップ麺のゴミ。そういえば運営がいなくなってからまともにご飯も食べてないし、片付けもしてないな。

レウさんは乾いた笑いしか出ない様子

 「はぁ、みどりくん。大片付けだよ」

 「ハァイ…」

片付けはあまり好きじゃない。でもそんなことを口にしたら怒られそうなので言わないでおいとく。確実別々の場所を掃除して、順調に進んでった。でも、あのうす汚れたお揃いのぬいぐるみをみて泣いてた。

 「(ソンナニ汚サレルノ、ヤダッタノカナ)」


悪いことをしたな、と思いつつ泣いてるところに声をかけるのもやだろうし、ほっといた。


片付けを一通り終わらせ、食卓で一息付いてたら急にレウさんが話しかけてきた。

 「ねぇ、明日は何処行く?」

 「………??」

 「えっ、明日も皆を探しに行くでしょ?」

 「アァ、明日…海ニデモ行ク?」

 「あ、いいね!」

明日の予定も決めたから、晩御飯にしよっかって言われてやっともう晩御飯の時間だって気付いた。

 「ウン!!」

いつかこの思いが届きますように

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