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『僕ARIA!ローマ字で、アーリーア!僕は神様の元で働く天使だよ!僕は神様のために余興を作ったんだぁ!』
そう言い終わると天井から大きなモニターが降りてきて映像が流れ始めた。
『まずは〜ワンナイト人狼!』
狼のマークと白黒のモニターが眩しく点滅し、映像が動き出した。
『僕の考えた簡単なゲームルール!』
1、映像終了後、机に配置されていた各スマートフォンからメールが送信され役職とポイントメールが、送信されます。
2、役職は、村人、人狼、占い師、裁判官、弁護士、
の5人になります。
3、途中で抜けることは出来ません。途中放棄、または当アプリ「ARIA」をアンインストールする事は許可しません。
4、真剣にゲームに取り組むこと。
5、ゲーム最中は、ARIAに話しかけない事。話しかけると罰、又は処刑が下ります。
6、人狼が裁判で敗れれば人間側の勝利となり、人狼メールの配られた人間は処刑対象として見なされます。
7、処刑は3つのゲームクリア後行われ生き残れるのは一名〜2名、又は敗北を1度でもした場合、2度した場合、3度した場合、その方が処刑対象です。
『って訳。』
モニターをリンクして言い終わると栄太は、キレたのかテーブルを叩き、
「何ふざけたこと抜かしとんねん!! んな権利お前にゃ無いわ!」
そう言うと、ARIAはトーンが下がった声で
『あるよね?君たちの身勝手な行動が生んだ死をわざわざ救ってやったんだからさ。』
すると玲奈は言い返すように、
「はぁ?!!あんたがやってる事、言っとくけど丸っきり犯罪だからね!」
叫び終えるとARIAはこう言い出した。
『そう言えば玲奈ちゃんってお父さんから性的虐待受けてたんだってね?そのせいで自殺。栄太くんは跳ねられて即死だったんだってね?加奈子ちゃんは不審者に撲殺。その後友人だけ逃げたらしいし、あと武田雄二君…だっけ?君は飢餓状態の孤独死だって?あとは麻里奈芽郁ちゃんは酒に酔った勢いで……あれ?この子死因が書いてないんだけど?君覚えてる?』
私は投げ掛けられた言葉に有耶無耶な状態で返した。
「確か、お酒飲み過ぎてどんちゃん騒ぎしてた所までは覚えてるんですけど…起きたら頭が痛くて…。」
「?じゃあ酒で死んだんちゃうんかい?良くあるやろ、酒で死んだっちゅうのが。肝臓やられたんやろ?」
と言われても、何もかもではないが、ここに来るまでの全てが霞みがかっていて、殆ど覚えていないのだ。何を言われても有耶無耶になってしまう。
『まぁいっか!それよりほらほら〜!今人狼ゲームのメール送ったんだから見てよ〜!そして早く始めよ?ね?』
すると映像が切れてモニターは戻って行った。
すると一斉にスマホの通知音が各自のスマホがメールを知らせた。
<未読 新着メール一件>
確認すると(君の結果は占い師だよ!記載された約束事を読んでゲームに参加しよう!)
なるほど、こういう事か。
『ではゲームスタート!』
ピンポンパンポーン
不協和音の、チャイムでゲームが開始された。
3話に続く 読んでくれてありがとう