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「おーい、来たよ〜」
元気な声の、私の友達。2人で遊ぼうって、そういう話してた。だから待ち合わせで黄色い花畑のところで待ってた。待ってたよ、そう言おうとした時、
───目の前で、彼は殺された。
「…へ?」
「…」
触手の生えたモンスター。それに、後ろにはスケルトンらしき者たちが、集まっていた。
「…なぜ?なぜ私の友達を殺したの?」
彼は答えない。殺された友達の血で、花畑が染まっていく。
「…お前は、俺たちについて行く気はあるか?」
「そんなものないよ!友達を殺したヤツについて行く気なんて…」
行かなきゃ殺される、そう思っていても友達を殺したヤツなんかについて行くことなんてない、そうに決まってる…
「…」(触手で掴んで少女を連れていく)
「わ、ちょ、なにすんの!」
殺されるのかな、不安以外存在などないその気持ちがありながらも、何故だろう、少し、ワクワクする。
一体、どうなってしまうのだろう、どうしたらいいのだろう───