テラーノベル
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#一次創作
#恋愛
[ 登場人物 ]
「名前 ⋮儷薇
性別 ⋮ ♀
性格 ⋮ 完璧美少女
『名前 ⋮ 和也
性別 ⋮ ♂
性格 ⋮ 感情をあまり表に出さない
薄暗いバーの中で、私は一人静かにカクテルを飲んでいた。
私はふと隣にいる彼を見る。
数ヶ月前、彼との出会いはまさに運命的だった 。
少し神秘的で、どこか近寄りがたい存在でありながら、なぜか彼の存在は私の心を深く掻き乱した。
最初は、単なる偶然であった。
私が通うバーに、彼がたまたま現れ、何気ない会話を交わした。
だが、その会話の中で、彼の瞳が私を捕らえた瞬間から、すべてが変わった。
『君の目、どうしてこんなに寂しげなんだろう。』
と言われた。私の心に、深く刺さった。
私の気持ちを見破られた気がしたからだ。
その一言がきっかけで、二人の距離は急速に縮まった。
しかし、その関係は不安定で、どこか甘かった。
彼は、どこか冷徹で、感情を表に出すことが少ない。
その冷静さの裏に隠された欲望を暴きたいという気持ちが私を虜にさせた。
彼の言葉一つ一つが、甘く、そして鋭く胸に突き刺さる。
『君といると、心が乱れる。』
そう言った彼の顔を、私は今でも忘れられない。
やがて、二人は一緒に過ごす時間が増えていったと共に、彼の存在は、心地よくて無くてはならない存在になっていった。
最初はその甘さに酔いしれ、次第にその毒に侵されていることを、私は気づけなかった。
でも、何処かで自分じゃ居られなくなる気がして怖くなった。
ある夜、私はとうとう別れることを決めた。
しかし、どこかでそれを望んでいないという自分もいた。
翌日、彼と会う約束を取り付けた私は、心の中で葛藤していた。
バーで再び彼と対面したとき、私は言った。
「私、あなたと一緒にいるのが怖くなってきた。」
彼は無表情な顔で私を見つめ、そしてゆっくりと答えた。
『怖いなら、離れればいい。ただし、僕を完全に忘れることができれば。』
その冷徹な言葉が、私の胸を抉るように突き刺さった。
「でも、あなたから離れられない。」
私は震えながら答えた。
その瞬間、彼は僅かに微笑んだ。
『君も分かっているはずだ。君は僕に恋をしているということを。』
彼はそう言うと私に近づいた。
「ッ…」
分かっていたけど無視していた感情。
今その全てが彼に暴かれた。
彼の甘さが、私を壊すと知りながらも、私はその魅力から逃れることができなかった。
そう、私は彼に恋をしていたんだ。
そして彼は私と唇を重ねた。
END
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