好きな歌紹介するだけの部屋

この話では自分の好きな歌の紹介をしています。

なお、ぱくりではありません。勘違いを起こすような発言があれば報告してください。

余花にみとれて/25時ナイトコードで。×MEIKO

作詞・作曲：keeno

私たちが思うよりも この世界は優しくないから

せめて私くらいはあなたの そばに いたかったんだ

ザラついた手触りの言葉で あなたのこと汚した私は

妙に目にしみる茜色に 縫いつけられたままで 動けないままで

きつく抱きしめられて 動けないままで きつく抱きしめて くしゃくしゃになった あなたの孤独を見つけたのに

もう傷つける場所もないのに

あなたの心臓が切なくなるくらい柔らかく音を立てて 醜く膿んだ傷をおさえながら

それでもあなたは笑っていたのでしょう

それがどうしようもなく嫌なのです せめて私の前では泣いてほしいのに

ボクたちが息をする世界では もうとっくに壊れていたけれど

それでもあなたと見たその色は ただあまりにも美しかったんだ

あぁ 歩き方を忘れた私たちは どこまで行けるのかな

どこにも行きたくないのなら それでもいいよ ここで話をしようか

何も話したくないなら ここから見える景色を見ていよう

なにも見たくないのなら ずっとこのまま ふたり目を閉じていようよ

あなたが いればいいよ

そのからだの真ん中で 軋んで割れそうな かみ殺した声が

聞こえて走り出した

私が今すぐ そばに行くから

あなたはあなたのままで待っていて

その指先が 体温（ねつ）が触れた

ボクの心臓は 隠せないくらいにあなたへと音を立てて

酷く爛れて（ただれて）濁っていた空さえ 切なくなるくらい透き通って見えた

私たちの心臓が 音を立てて 重なるくらい 近づいたなら壊れたままで進んでいく

世界の中 それでもふたりで

息をしている

曲調は切ないけれど、歌詞の意味を知ると心があったかくなるような歌。

気分が沈んだ時などに聞いてみてください。

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