TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



「お〜?今度は女かぁ」


「ほんとだ女だ〜ゲヒヒヒ」



鬼、だ____




人間とは言い難い形相をして

なにせよ角がありそして____



私なんかより2回り?くらい大きくて____



思わず、



怖くて


怖くて


その場にしゃがみこむ


腰が抜けてしまった____


『ッ…………ひぃ』


言葉に無い言葉が出る……


怖い。


怖い____



ジリジリと


2体の鬼たちは私に近づき



鬼「お〜上等な若い女なんか久方ぶりだ」


鬼2「そうだなぁ兄者ゲヒヒヒ……」



なに……?


鬼が2人しゃべってる……?


鬼「さぁまずは女の体を舐め回すのが先かなぁ?

それともさっさと殺しちまってから……」



逃げないと……




鬼2「殺しちまったら恐怖に満ちた声が聞けねぇぞ兄者ぁ」


腰が抜けてしまっているので、


這うように……


ゆっくりゆっくり、進む……



鬼「ほう、確かにそうだ……」




そう、聞こえた時だった。



バッ


目の前に


鬼が____



グイツ


と長い爪の手で


顎を持たれる



鬼「ほう?いい面の女だ……」


『離せ……っ!』


必死で睨み


殴りかかろうとする____


が、


ドンッ



背中に


また鈍痛が____



鬼2「威勢もいい……ゲヒヒ」


上から乗られたようだ____



もう、だめなのか……?



クシャ


髪を乱暴に後ろから引っ張られ





カラン



さねみさんが買ってくれた____


簪が____



『あっ……』



思わず手を伸ばす____



バリッ



え……?


鬼「こんなもん邪魔だ」


鬼のひとりが大切な簪を踏みつける____



大切な大切な____



鬼2「どうしましょう、兄者?ゲヒヒ」


鬼「ふん、まず服を剥ごうか、邪魔だ」



もう____



私このまま____



そう思った時だった____



「やめろ!!!!!!」


鬼「いってぇ!?」


鬼の1人に石が当たる。




誰?!



視線の先には____



『パパ!?』

loading

この作品はいかがでしたか?

5

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚